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「もうこんなニキビ肌は嫌!」なんていう方はきっと多いはずです。「ニキビとは無縁の肌になりたい」と願ってやまない人もいることでしょう。そんな方にお聞きしたいのですが、今までどのようなニキビ改善方法をされてきましたか?

「ニキビが出来た!→セルフケアをしているのになかなか治らない→使っている洗顔料を変えてみる→でも治らない→生活習慣を改善する→少し回復→でもすぐにぶり返す→ニキビが治らない→最初に戻る」なんていうサイクルを繰り返していませんか?それでは、ニキビ肌とはおさらばできません。

このようなサイクルに陥っている方は、きっと何かを誤解しているのかもしれません。あるいは、何か間違った方法でセルフケアを行っていることも考えられます。

今までこちらでは、

などにスポットを当て、ご紹介してきました。これらの方法はどれも効果的ですし、ニキビ改善には大いに役立つことでしょう。ですが、ニキビの原因でもある「毛穴に詰まった汚れ」を取り除く上で非常に重要となる「洗顔方法」がきちんとしたものでなければ、せっかくの食生活の改善なども十分な効果を得られるとは限りません。

「せっかく頑張って食生活を改善したのに…」「ニキビの出来た部位に応じたケアをしているのに…」と悔しい思いをしますよね。でも、ちゃんと洗顔方法も効果のあるきちんとしたものにすればその努力は報われます。毎日の洗顔を正しいものにして、より一層の効果を実感しましょう。

そこで、次からは「洗顔」に着目したニキビ改善方法をご紹介していきたいと思います。「洗顔」と一口で言っても、洗顔に関する気になる点は様々ありますよね。そこで、

  • ニキビ改善に役立つ洗顔方法、洗顔料の泡立て方
  • 効果的な洗顔料の成分
  • ニキビ改善に役立つ洗顔料のおすすめのブランド

と洗顔について皆さまが気になるであろう点を分類し、それぞれをわかりやすくご説明します。これらの点さえきちんと踏まえれば、日頃から行っているセルフケアやバランスの良い食事もしっかりと効果が得られる洗顔方法が実現するはずです。

「食生活を改善しても、ケアをしっかりしてもニキビが治らない!」なんていう方は必見です。参考にしニキビ肌とおさらばしてみてはいかがでしょうか?

では、はじめにニキビ改善に役立つ洗顔方法・洗顔料の泡立て方を、次で身につけましょう。

意外と知らない!ニキビ改善のための正しい洗顔方法とは?

案外知られていないのが「正しい洗顔方法」です。

「えっ?正しい洗顔方法とかあるの?」と驚かれた方はきっと適当な洗顔をされていることでしょう。

いつもは適当に洗顔をしている方はきっと少なくはないはずです。

しかし、そんな適当な手順による適当な洗顔から、正しい洗顔方法に切り替えるだけでニキビは随分と改善するものです。

下洗いをすることが重要!

洗顔というと、洗顔料を泡立ててその泡で顔を洗うだけだと思われがちですが、泡を使った洗顔の前に、下洗いと呼ばれる準備を行う必要があります。

下洗いでは、洗顔料などは一切使いません。使うのは34~38度のぬるま湯だけです。

この温度が極めて重要となります。というのも、ぬるすぎると皮脂などの汚れは落ちませんし、逆に熱すぎると皮脂が落ちすぎることで肌の乾燥につながるからです。

なのでこの温度は必ず守って下さいね。

このぬるま湯による下洗いで、約7割の汚れは落ちると言われています。

なので、1日に何度も洗顔をするという方は、この下洗いだけで十分でしょう。

正しい洗顔方法

下洗いが終わったらようやく洗顔料を使った洗顔になります。まずこの際に注意しなければならないのは、手でしっかりと泡立ててから顔に乗せるということです。

絶対に顔で洗顔料を泡立てるなんてことはしないで下さいね。

もしも、手では上手く泡立たないという場合には、泡立てネットなどを上手く活用しましょう。

キメの細かな泡は、毛穴の奥にまで入り込み、汚れや皮脂を根こそぎ綺麗にとってくれます。

また、よく泡立てたキメの細かい泡は、洗い流しやすいですからすすぎも楽になります。

洗顔で一番重要なのは、優しく泡で洗ってあげることです。手でゴシゴシ擦らずに、むしろ手は触れずに泡で洗うことを意識して下さい。

すすぎ

洗顔料の成分が皮膚表面に残っていては、その成分が皮膚の刺激物となってしまいます。

ですから、しっかりと洗い残しの無いように念入りにすすぎましょう。このすすぎは、洗顔料などで洗った倍の時間を費やしたほうがいいとされています。

ですから、2~3分を目安にすすぐようにしましょう。

すすぎ終わったら、清潔なタオルで優しく拭きとってあげましょう。ゴシゴシと擦らないように気をつけて下さい。

あくまでもポンポンと優しく叩くようにして拭き取りましょう。

以上が正しい洗顔方法になります。初めて知ったという方もいるのではないのでしょうか?

このような洗顔を心がけるようにし、洗顔でニキビを改善してみてくださいね。

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買う時にここを見よう!ニキビ改善に効果的な洗顔料の成分とは?

ここまでニキビ改善に効果的な洗顔方法をご紹介しました。

しかし、その洗顔に使う洗顔料がニキビの改善に効果が無い、あるいはニキビをさらに悪化させてしまうものだったらせっかくの正しい洗顔方法も無意味になってしまいます。

そこでこちらでは、ニキビ改善に効果的な洗顔成分・ニキビ改善する上では避けたい洗顔成分をご紹介します。

洗顔料の洗浄力に注意!

ニキビの出来る原因は「過剰分泌された皮脂が毛穴に詰まる」ことです。

しかし、皮脂をとり過ぎてしまっては、その奪われた皮脂を補うべくさらなる皮脂の過剰分泌が行われてしまいます。

なので、強い洗浄力のある洗顔料は避けるようにして下さいね。

例えば、「ニキビ肌用」や「皮脂が気になる方に」などという「オイリー肌に効果がある」ということを謳い文句にしている商品は、まず必要以上に強い洗浄力のある洗顔料ですので避けましょう。

また、案外知られていないのですが、固形石鹸そのものにも皮脂を奪いすぎてしまう特徴がありますので注意して下さい。

余分な皮脂や毛穴が詰まる原因となる老廃物や汚れだけを綺麗にしてくれる、マイルドな洗浄力の洗顔料を選ぶようにしましょう。

ニキビを改善する洗顔料を選ぶ上でのポイント

しっかりと泡立てた洗顔料を使うと、とても「しっかりと洗った」気がしますよね。

そのこともあり、一般的に洗顔料には泡立ちを良くするための成分である石油系の合成界面活性剤というものが使われています。

しかし、この成分は水で洗い流しにくく、肌に残りやすいという性質があります。

ですから、しっかりすすがないことには肌に残り刺激となる恐れが非常に高くなります。

なので、なるべく石油系の合成界面活性剤を含む洗顔料は避けましょう。

また、いい匂いのもとである香料、さらには着色料やアルコールなどを含むものも、肌にとっては刺激となりますので避けましょう。

次に、赤くなったニキビに効果的な成分としては、炎症を抑える効果のあるものになります。

というのも、赤くなってしまっている「赤ニキビ」は、毛穴でアクネ菌というニキビの原因となる雑菌が増加し炎症を起こしている状態にあります。

ですから、その炎症を抑えてくれる成分が含まれていればしっかりとニキビが改善されるということなんですね。

ニキビ改善の洗顔料でよく用いられている抗炎症成分としては、グリチルリチン酸2K・アラントイン・イオウ・ヨモギエキス・天草エキス・シソエキスなどになります。

ヨモギエキスなどは自然由来の成分ですから、肌が弱いという方でも安心して使用することができます。

以上の点を押さえてニキビ改善の洗顔料を選ぶことをお勧めします。

しかし、実際に使ってみないと肌に合う・合わないはわからないものですよね。

なので、使ってみても自分の肌には合わなかった場合に返品ができるように、返品保障がサービスとして設けられている洗顔料を選ぶとさらに良いでしょう。