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晩婚化の現代で、本気で「婚活」を始める時期は(人それぞれだとは思いますが)多くの人は30代半ばくらいからではないでしょうか?
仕事や、今までの恋愛を振り返ったり、周囲の友人が結婚して子育てを始めたりしているのを目の当たりにして「自分はこのまま独り?」と不安になる人もいると思います。
ということで、今回は婚活パーティーに「本気」で参加している人の、本音を集めてみました。
不安なのは自分だけじゃない!と知ることは大切
人間、一人で暮らしていくことに対してそこまで困るような時代ではなくなりました。
医療技術は進んでいますし、介護サービスも高齢化に伴って手厚くなってなっています。
配食や宅食のサービスも充実しています。
では、人はそれでもなぜ「結婚(というよりパートナーと居ること)」を求めるのでしょうか?
ずっと働いていれば、老後に楽しく過ごせるだけの経済的な基盤は出来る人も多くいると思われるのに、それなのに、やはりどこかで「結婚したい…」と思うのは、一体どうしてなんでしょうか?
「自分はずっと独りで気楽に生きるんだ!」と言いつつも、不安になってしまう気持ち、本当は一人だけのものじゃないんです。
婚活パーティーに参加している人は、同じような気持ちを持っている人が多いのですよ。
一人に対する不安の声
こうした意見は本当に多くあります。
一人でいることは決して悪いことではないし、気楽な事も承知しているけれど、でもやっぱり、寂しさは隠せないところです。
人間は生まれたからには必ず死を迎える日があるわけで、30代半ばくらいから、身内の葬儀などに参列する機会が出始めると、自分自身の「老後」についても本気で考えるようになるものです。
そうした時、自分は一体どうやって死を迎えるのか?これは大きな不安要因になっているということです。
周囲との違いがツラい!
これは、周囲の人が結婚したり育児をしたりする中で、独身である自分とのギャップに苦しんでいるという意見です。
30代半ば~40代半ばというと、子育てをしている人も多いので、職場でも会話が合わなくなってくることもしばしば、張り合うワケではないけれど、やはりどこかで「自分大丈夫か?」と焦る気持ちが多いようです。
実家にいると、すでに親は口出さなくなってきていても、「あ~親は自分の歳でもう3人目の子育てしてたのか…」とか考えてしまって、無性に申し訳ない気持ちになる、という意見は多いのですね。
ガンガン言ってくる親よりも、もう何も声を掛けて親に対しての方が、良心の呵責を感じるようです。
多くの人が持つ「独りへの不安」
価値観が多様化している社会なので、結婚することや子どもを持つことというのが至上の社会ではなくなりました。
でも、やはりコミュニケーションを取りたがる生き物の人間は、ずっと独りを不安に感じるのかもしれません。
1人でいることがどんなに好きな人でも、社会という枠組みで生きている限り、「他の人」と関わらないで生きることはできないわけです。
そして、社会で生きているとやっぱり隣の人の生活と自分の生活を比較してしまったりしやすいもの。
結婚や育児は比較しやすいものなのかもしれません。
婚活パーティーに本気で参加している人は、そうした「やっぱり私は誰かと居たいよ」という自分の気持ちに正直な、真っ直ぐな人であると言えます。
そして本気で婚活パーティーに参加している人の多くは、みんな多かれ少なかれ、そうした独りの不安を抱いているということです。
つまり、婚活パーティーに参加するにあたって、肩肘張り過ぎたり、見栄を張り過ぎず、いかに同じ雰囲気で時間を過ごせる人と思ってもらえるかというのは、とても大切ということです。
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