学校の勉強に付いて行けなくなった時、子供たちはどうしたらいいのでしょうか?
学校とは標準レベルの上を基準にして、全員同じ歩調で歩ませる場所です。いったんペースから遅れ始めると、そこから頑張って追い付く事はかなり難しくなります。

こうした状況に陥ると学校側も周りの友達も、ただ一つの言葉でその子供を表現します。
それが「できない子」です。

お宅のお子さんがこの状況に追い込まれたらどうしますか?
幸いな事に、現在は学校の勉強をフォローする機関として、塾や個別教室や家庭教師などが豊富に用意されています。ただしいざ調べてみると、今度は何を選んだらいいか分からない。

そんな皆さんのために、実際に家庭教師に携わる現役の方々に協力していただき、特に家庭教師を選ぶ際に役立つ情報をまとめてみました。
特定の宣伝にならないように、できるだけ中立的な立場で説明していますので、これから家庭教師を探すにあたっての基本情報として活用して下さい。

塾にする、それとも?

さてお子さんの学力に不安を感じたら、以前なら塾に通わせるケースがほとんどでした。
しかし、塾の学習形態は学校のそれとほぼ同じ、よっぽどやる気のある子供でなければ、学校で起こった事と同一の状況に陥る可能性が大きいのです。

そこで塾の発展形として登場したのが、「個別授業」と呼ばれる少人数制の塾です。
生徒は1人1人別々のブースで学習し、先生が専属で教えてくれます。個別塾のセールスポイントは、先生1人に対して生徒1人か2人の密度が濃い授業ですが、採算面から考えるとどうしても生徒は3~4人になってしまうようです。
これでは授業が90分でも、実質1人当たりの受け持ち時間は30分以下です。

家庭教師を選ぶポイントは?

客観的に学習の効果を考えると、やはり1対1で教えてもらえる家庭教師が、最も成績アップにつながるように思えます。ではいざ家庭教師をお願いするとしたら、どこに頼めばいいのでしょうか?

ここで紹介するのは大きく分けて2つです。1つは家庭教師派遣業者にお願いする方法で、もう1つは家庭教師と直接個人的な契約を結ぶ方法です。
CMまで流す大手派遣会社から、個人で請け負う先生まで色々な選択肢があるわけです。


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家庭教師に任せれば安心?

でも家庭教師をお願いしたらもう安心か、と言えばそう簡単には行きません。最終的には先生と生徒それぞれの資質とやる気にかかって来ます。どちらか一方だけが頑張っても、成績アップにはつながりません。

学力を伸ばすためには時間もお金もかかります。家庭教師選びに成功のパターンはありません。
だからまずは人間として信頼できる先生を選ぶしかありません。

つまり、家庭教師選びはしっかりと吟味する必要があるのです。

そして先生の力に頼り過ぎないことも重要です。

家庭教師とはあくまでも勉強のナビゲーター、学力をアップするのは、自分自身の努力なのですから。