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大腸がんは死亡率の高いがん一つです。

日本での女性のがん死亡率の1位は大腸がんで、男性の死亡率でも2位になっています。

さらに、2020年になると男性の大腸がんの死亡率も1位上がると言われています。

この記事では大腸がんについて解説いたします。

大腸がんの初期症状~末期症状まで

大腸がんは大腸の壁の内側の粘膜から生まれるがんです。

粘膜にあるポリープと呼ばれる良性の腫瘍がなんらかの原因によって腫瘍になるパターンと、大腸から直接がんが生まれるパターンがあります。

大腸がんは初期の段階では自覚症状がほとんどないのですが、それでもいくつかの傾向はあります。

  • 血便と下血
  • 便に血液が付着する血便と、肛門から出血する下血は初期症状の人です。痔などによってもこの症状が出るので見過ごされるケースも多いです。

  • 持続する下痢と便秘
  • 下痢と便秘は大腸がんの中でも多く見られる症状です。しかし、下痢も便秘も、風邪、食生活、体質などによっても引き起こされるので大腸がんとは考えずに深刻に受け止めない人がほとんどです。

  • 貧血
  • 大腸がんになると上記の血便や下血、もしくは大腸からの直接の出血で貧血になることがあります。

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大腸がんの末期症状 ~転移~

  • 重度の便秘、嘔吐、腹痛
  • がんが進行すると大腸にある腫瘍が大きくなり、大腸を食べたものが通過しにくくなってきます。

    ですので、便が排泄されにくくなり、重度の便秘になります。その結果、腹痛が起こることも少なくありません。

  • 肝臓、肺、脳への転移
  • 大腸がんは肝臓、肺、脳へ転移がしやすいです。

    大腸がんは初期症状を感じにくいので、これらの臓器に転移して初めて気づくケースも多いようです。

大腸がんの原因チェックリスト

大腸がんになりやすい人のチェックリストを用意しました。

  • 運動不足
  • 肥満
  • 肉など動物性脂肪の多い食事
  • 過度の飲酒
  • ポリープ(良性腫瘍)がある
  • 家族の中に大腸がんになった人がいる

これらに当てはまっている項目が多い人ほど大腸がんの危険が多いといえるでしょう。

特に注意すべきは食生活です。近年大腸がんが増えてきましたが、その原因は欧米的な食事の増加にあるといわれています。

高カロリーの食事を控えて、野菜を多く摂るようにするといいでしょう。

食生活の改善は大腸がんだけではなく、他のがんの予防にも効果的であるので、積極的に見直しをしていきたいところです。

また大腸がんは遺伝する可能性があることが知られているので、家族に大腸がんになったことがある方は定期検診を受けるなどして特に注意してください。

がん検診についての記事はこちらでご紹介しています