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相手に離婚後の養育費がある場合、確認しておきたいポイントとは?

結婚を考えている相手が、もしバツイチだったら、そのことについてあなたはどのように考えますか?

ただのバツイチであれば、「もう失敗はしないはず」と前向きに捉えられる方も多いのではないでしょうか?

しかし、相手がバツイチで、更に子どもがいたとしたら、どうでしょう。すっきりと何も問題なく受け入れることはできるでしょうか。

バツイチ同士、しかもどちらも子どもがいるのであれば、そのことは2人の気持ちをより近づけるファクターになるかもしれませんね。

しかし、どちらかが初婚の場合はなかなかそうはいきません。今回は結婚を考えている相手が男性で、その人が養育費を支払っているという立場の場合を考えてみましょう。

バツイチで子持ち、養育費支払い中という事実

養育費は、そもそも子どもが20歳になるまで(夫婦間の取り決めによっては22歳の大学卒業までという場合も多い)は親が義務・責任として支払い続けなければならない費用です。

それはあなたがどんなに渋っても、子どもにとっての当然の権利なので、彼にその義務を放棄させることはできません。

心情的には「元妻」や「離れて暮らす子ども」と継続して連絡をとられるのはしんどいことだとは思いますが、それを背負ってまでも彼は離婚の道を選んだのだという「事実」を理解する必要があります。

もし彼に「私と再婚をするなら、子どもへの養育費を打ち切って!」と希望し、彼がイエスと言ってしまうようなら、その結婚は考えた方が良いのです。

まだ結婚をしてもいない状態で考えることではありませんが、もし、あなたと彼が結婚をし、子どもが生まれ、不運にも離婚をしてしまった場合、彼はあなたの子どもへの養育費の簡単に打ち切るかもしれないような人間だということになるのですから。

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支払い中の養育費についてしっかり把握する

バツイチ子持ちの彼が、離れて暮らす子どもに支払っている養育費は、あなたの感情うんぬんでどうにかできるものではないことを、しっかりと念頭に入れた上で、それでも彼と結婚を考えている!と断言できるのであれば、考えておくことは一つです。

それは「しっかりと支払われている額を把握しておくこと」。あなたと彼が築いていく新しい家庭において、支払われている養育費分は端からないものとして考えていくのが理想なのです。

その上で、あなたに子どもができたり、彼の収入が減って、生活すらままならない!という事態が起こってしまったときは、彼に頼んで、少しの間でも養育費を減額できないか相談してもってみましょう。

これはあくまで、彼と元妻が相談することなので、あなたは首を突っ込んではいけません。本来ならば、そのお金でできた教育が、彼の離れて暮らす子どもはできなくなるかもしれないのです。

あなたには関係のないことかもしれませんが、彼は死ぬまで、元妻との間の子どもの「父親」でもあるのです。辛い覚悟ですが、バツイチ子持ちの養育費を支払い中の男性と結婚するということは並大抵の覚悟では越えられない壁がたくさんあることを、頭に置いておきましょう。