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簡単に始めることが出来て、さらに1年中店頭から消えることのないトマト。

しかもトマトを食事に加えることの他に特に制限することなしで始められる「トマトダイエット」。

ちょっと考えただけでもメリットがたくさんでてくるこのダイエット法ですが、実はこうしたもののほかにも、トマトダイエットには多くのメリットがあるのです。

ここでは、トマトダイエットのメリットと、トマト自身がもつたくさんの魅力に迫ります!

ローリスクハイリターンなトマト

トマト、1度でも育てたことがある人って多いのではないでしょうか?

ミニトマトなら、小学生くらいのときに学校の観察植物で育てたという人も多いはず。

そう、トマトはこのように、基本的な世話を怠らなければ、子どもでも育てることのできる野菜なんですよね。

つまり、トマトダイエットをするにあたり、トマトは自家栽培も可能な食物なわけです。

100円くらいの苗を買って来れば、ひと夏で軽く130個は実が採れることも少なくありません。

トマトは栽培からしてローリスクなわけです。

少々食べ過ぎてもローカロリーだから安心、さらに…

トマトは、少しくらい食べ過ぎても、カロリーが低いので、カロリー面ではあまり気にすることはありません。

ただ、基本的に夏が旬の野菜というのは「身体を冷やす」効果があるものが多く、トマトも例外ではありません。

ゆえに、食べ過ぎでも加減知らずで生のトマトを何十個も食べ続けると、体が冷えてお腹をくだすこともないとは言えません。

また、トマトにも食物繊維はありますし、ビタミンCやビタミンAなどの栄養素も多く含んでいるので、ダイエット目的でトマトを食べていても、ダイエットに対してだけでなく、お通じが改善したり、肌荒れが改善したりします。

また、先にも挙げたビタミンCの効果で、美白やしみ・ソバカスの予防または改善に効果があることも多いようです。

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色々な病気に効果アリ?

トマトに含まれるリコピンは、脂肪に関する効果を発揮するだけでなく、そもそもの抗酸化作用で「脳卒中」や「心臓発作」など突然死を防いでくれるという期待も高いのです。

さらに、朝にトマトを食していると、朝食後に急激に上がりやすい血糖値の上昇も抑えてくれる働きがあるのです。

この朝の血糖値の抑制は、生活習慣病に代表される糖尿病やメタボリック症候群にも有効なんだとか!

すごいです、トマト。

同じ「トマト」を選ぶなら…?

近年、店先で売られるトマトにもたくさんの種類が出回るようになりました。

通常の大きなトマトだけでなく、ミディトマトや黄色のトマト、オレンジ色のトマトにフルーツトマトなど、おいしさで選ぶなら好みだけで良いのですが、リコピンのことを考えると一体どれを選ぶと良いのかちょっと迷いますよね。

今までは、生食で食べるトマトと言えば、ちょっと色の薄めのピンクっぽいトマトが主流でしたが、少し前に、真っ赤なトマトの方がピンクのものに比べてリコピン含有量が多いとわかってからは、市場に出てくるものに「真っ赤なトマト」が増えてきました。

実はリコピン含有量のみを比較すると、ピンクのものより真っ赤なものの方が5~10倍もリコピンが多かったんですね。

しかもクエン酸や食物繊維などの他の成分についても、真っ赤なトマトの方が成分を多く含んでいることがわかったのです。

ですので、たくさんの種類のなかで、どんなトマトを買ったらいいかわからない!と言う人は、まずは真っ赤なトマトを選ぶことをおすすめします。