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リキッドのフレーバーを最大限に楽しむためのものとして、リキッドをワインのように寝かせるスティーピングというものをご紹介しました。このスティーピングを行えば、従来とはまた異なった味わいを楽しむことができ、より自分の好みの味を実現することが可能となります。
そんなスティーピングですが、一体どのような方法によって行うのでしょうか?こちらではその方法や、スティーピングにおける注意点について着目し簡単にまとめました。
スティーピングってどんな方法?
スティーピングはどういう方法で行うかといいますと、単刀直入に言いますと「絶対にこうしなければならない」という明確な正解はありません。
自分の好みに合ったベストな状態のリキッドを探るには、自分なりに何度も試してみて模索する他ありません。仮に誰かのスティーピング方法があったとしても、それはその人にとってのベストなリキッドの状態であり、必ずしも自分の好みであるとは限りませんからね。
とはいっても、ポイントや注意点というものはあります。それらはどのリキッドにも共通して言えること、あるいはスティーピングの際に気を付けなければならない点ですので参考になさって下さい。
- 直射日光は厳禁!
- 高温は厳禁!
- 使用前にはよく振る
スティーピングではリキッドをどこかに長時間保管しなければなりません。その際には、必ず直射日光の当たらない場所に保管するようにしましょう。
また、直射日光が当たらない屋内でも、照明や蛍光灯などで明るい部屋は避けて下さい。暗いところが好ましいです。
さらに、高温の場所も厳禁となります。涼しい場所に保管して下さい。かといって、冷蔵庫のような「冷たい場所」でもリキッドによっては悪くなってしまうことがありますので適していません。
室温よりも少し低めの15℃前後という涼しい場所が一番良いです。しかしどうしても気温が室温でも高くなってしまう夏場の場合には、冷蔵庫で保管する方が好ましいです。とにかく高温での保管は避けて下さい。
タンスの引き出しの中に保管したり、ダンボールや発泡スチロールの箱を活用することで適温を保つという工夫もありますから、お試しになってみてください。
このようにしてスティーピングしたリキッドを実際に使用する前には、必ずよく振って下さい。
スティーピングでの注意点は以上になります。それらを守れば、あとは
- スティーピングの際にビンのふたを開けるか開けないか
- どのくらいの期間スティーピングするか
- どれ位の頻度でよく振るか
- 何もせずにただ保管しておくか
などといった工夫を自分で何度も試行錯誤を重ねてベストな状態のリキッドを目指すだけです。
様々な工夫によって1つのリキッドでも多くの異なるフレーバーを楽しむことができます。それもスティーピングの醍醐味の1つでもあります。そして数多くのフレーバーの中から自分に合ったベストなものを見つけ出せると良いですね。
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