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きっとあなたも「肌荒れ」というテーマにもとても敏感なのではないでしょうか。
これはとても男性や女性に関わりなく現代人にとってかなり深刻な問題になりつつあります。
しかし一言で「肌荒れ」といっても実にそれには色んな種類が関係しているのです。
この記事では肌荒れを改善するためにはどうしたらいいのかということを一緒に考えてみることにしましょう。
記事を最後まで読んでいただくと
- 肌荒れはなぜ起こるのか?引き金となる原因の種類と3大要因について
- 化粧品が原因となって起きている肌荒れを改善するためにできること
- 花粉症が原因で肌荒れを起こしている場合の対処法
が分かるようになります。
是非参考にしてみてください。
かゆみから始まる肌荒れ
まず肌荒れの初期症状ともいえるのが「かゆみ」というものですね。肌がかゆくなって、それを放っておいたり掻いてしまうことで肌荒れがひどくなることがよくあります。
このかゆみの原因というのは本当に沢山ありますが、主な原因として挙げることができるのが「紫外線」とか「乾燥」、さらに「汗」というものでしょう。肌荒れとまでいかなくても決して放っておくことができない問題です。
もう一つには「黒ずみ」というものを挙げることができますね。
しかしこれは単なる「汚れ」ではありません。
実は問題はもっと奥深いものなのです。ではどうやってこの黒ずみができるのでしょうか。
簡単にいうと毛穴に詰まってしまった汚れが主な原因となり、メラニンを放出してしまいます。
結果的にそのケアの周りというのが黒くなってしまうのです。
また肌荒れと聞いて「吹き出物」を想像する人も多いのではないでしょうか。
吹き出物は肌荒れの中でも深刻な症状
これはあなたもご存知のように「ニキビ」とか「そばかす」のようなデキモノのことを意味していますね。
現代人の中でもこの吹き出物というものに悩む人が一番多いと言われています。
この吹き出物に気付いたときには「自然治癒」というのはなかなか期待できませんので食事療法とかサプリなどで栄養素をしっかりとって治すという意識づけが非常に重要になってきます。
この吹き出物に悩んでいるのは決して若い人だけではなく、色んな年代層に及びます。自分のホルモンバランスというものをしっかり考えることがとても重要になってきますね。
また知らない人も多いかもしれませんが、「乾燥」というのも当然ながら肌荒れの一つにカウントすることができます。
肌の潤いが足りない事で、肌がカサカサになってしまったり、粉を吹いてしまうこともあるのです。
ぜひこのような肌荒れの種類というものにしっかり精通して、いつまでも綺麗な肌というものを目指していくことにしましょう。
肌荒れの原因や種類について
肌荒れには色々な原因があり、その原因に伴って様々な種類の肌荒れが起こります。
例えば乾燥が続けば小じわが増えますし、脂質の多い食事を続ければニキビが増えることはよく知られています。
女性特有の原因としてはホルモンバランスの変化も、肌の状態に大きく関わってきます。
では、現代人が悩まされる肌荒れの種類とは、一体どのようなものが多く、またどういったものがあるのでしょうか。
肌荒れの種類で多いもの
乾燥による肌荒れ
現代人の肌荒れで多いのが、洗顔のし過ぎによる「乾燥」です。
女性でいうと、お化粧をクレンジング剤で落とした後に、洗顔フォームで再度顔を洗う…というのはよくあることでしょう。
最近では男性も、美しい肌でいることに注目が集まり、洗顔を頑張っている人が多くいますよね。
こうした洗顔のし過ぎが過度の乾燥を引き起こし、肌の水分と油分のバランスを崩してしまい、ニキビや吹き出物を作ってしまっているのです。
ちなみに、アクネ菌由来のニキビについては、洗顔をしっかりしていても、乾燥によって肌のバリア効果が低くなってしまうとその状態につけこんでニキビを作ってしまいます。
女性の中で、化粧落としの表示に「W洗顔は要らない!」と書いてあるなら、素直にW洗顔をしないようにした方が、肌のためです。
洗顔の方法については後ほど詳しく解説します。
ホルモンバランスによる肌荒れ
女性特有の肌荒れ原因であるホルモンバランスによる肌荒れ。これはわかりやすく言えば、生理周期によって肌の調子が変わってくる、ということです。
女性の肌は、排卵が終わってからの2週間が一番肌トラブルの起こりやすい時期になります。
この時期は、体内のホルモンの変化によって、いつもよりオイリー肌になる人が多いのです。
つまり、こうした時期にいつもと同じ洗顔をしていると、汚れが充分落ち切らないことがあるんですね。
洗顔はあくまで優しく行うのが基本ですが、この時期だけはW洗顔を試みてみるとか、いつもよりすっきり汚れが落ちる洗顔料に変えてみるなどすると良いかもしれませんね。
ストレスによる肌荒れ
これはストレス過多の現代人にはどうしても起こってしまう肌荒れかもしれませんね。
ただ、このストレスによる肌荒れというのは、実は肌を整える前に整えた方が良いところがあります。
それは消化器官。あなたも経験があると思いますが、胃が荒れると口内炎ができたりしたことはありませんか。
ストレスによる肌荒れというのは、実は消化器官が荒れていることによって起きている肌荒れなんですね。
ストレスからくる肌荒れには、吹き出物、肌のくすみ、キメの乱れなどがあります。
ストレス多いな~と感じたら、ひとまずキャベツやヨーグルトなど、胃腸を整える食べ物を摂取するのが吉です。
妊娠中・産後の肌荒れ
これも女性特有の肌荒れですが、この肌荒れについては、ちょっとやそっとのホルモンバランスの乱れではないために、なかなか治すのは時間がかかります。
というのも、妊娠中や産後はお腹の子どものことや、授乳があるために、安易に薬を飲んだりサプリメントを摂ることが憚られるからです。
特に妊娠中は、アトピーの持病がある人も薬の服用を控えるので、アトピーが重くなることがあります。
産後には、授乳を考えて、栄養や農薬についてもしっかり考えた食事を摂る人が増えるので、肌荒れがあっても、少しずつですが快方に向かうこともあります。
補足:子どもの肌荒れ
子どもの肌は肌荒れ知らず!つるつるツヤツヤと思いきや、月齢の低い赤ちゃんについてはちょっとしたことですぐに肌荒れを起こしてしまいます。
ちょっと強い日差し、少し冷たい風のなかの外出、お風呂上がりの保湿が足りないなど、肌のバリア構造がしっかりとできていないので、少しの刺激が肌荒れを誘引してしまうのですね。
中でも多いのは乳児湿疹と言われる湿疹で、これは脂漏性湿疹と同様なので、放っておくと肌の調子はどんどん悪くなってしまいます。
乳児に湿疹がみられるときは、速やかに小児科で診てもらってくださいね。
一番のポイントは?肌荒れの原因となりやすい3大要素とはいったい?
肌荒れに悩む人は、実はその原因が何であるか、薄々気づいている人も多いのではないでしょうか?
食生活の乱れや睡眠不足などの生活リズムの崩れ、それに過労によるストレスやホルモンバランスの乱れなど、「わかっているんだけど…なかなかそこが改善できないから悩んでいるんだ!」という人も多いと思います。
今までの生活リズムを急に変えるのは大変ですが、これから挙げる肌荒れの原因だったら、すぐに改善できると思います。
まず一歩ずつ、自分の肌への意識を変えていって、美肌を手にしてくださいね。
肌荒れ改善のために避けては通れない事
女性であれ男性であれ「肌」の状態というのはとても気になることではないでしょうか。
あなたはこの点で何か特別な対策などをしているでしょうか。
きっとどうせ試すなら他に人の間でも効果の上がっている方法を試してみたいと思うはずです。
避けては通れない非常に効果的な肌荒れ改善の方法をいくつか取り上げてみることにしましょう。
食生活の乱れが招く肌荒れ
脂質の多い食事や、ビタミン不足といった食生活は、肌荒れになるように摂っている食事のようなものです。
健康な肌に必要な栄養は、良質なたんぱく質にコラーゲン、そして何より豊富なビタミンなのです。
ビタミンだけでいうと、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンCなどが、肌を健康に保つために欠かせないビタミンの代表格といえます。
野菜を摂らないとか、お肉はもっぱらハンバーガーの牛肉だとか、そんな食生活では肌荒れは改善しませんよ!
肌荒れ防止ならまずは食事に気をつける
まず肌荒れを改善したいのであれば「食事」というものにしっかりと気をつけてみることができるでしょう。
これはどういうことでしょうか。
実は食事を摂りすぎてしまうと過剰なエネルギーが体内に蓄えられて体の脂肪を傷つけてしまうことがよくあるのです。
つまりこれが肌にも直接的な影響を与えるということですね。
ですから食べ物を摂取するときには「腹八分目」というものをしっかり意識するようにすることが大切なのです。
実は「空腹」の状態が続くと体全体を活性化してくれる「遺伝子」というものが働き、肌にも「若返り」の効果というものを期待することができます。
またどんなものを取り入れるのかということも大切ですね。
例えば「水」をしっかり飲んで、食物繊維を豊富に含んでいるものを口にし、酵素というものにも気をつかっていると自然と腸がきれいな状態を保ち、肌荒れの改善ということにつながるのです。
もう一つの肌荒れ対策になることは「睡眠」ということでしょう。
あなたはこの睡眠と肌荒れとの関係性に関してはどんなことを知っているでしょうか。
寝不足が招く肌荒れ
ここ最近よく耳にする睡眠にまつわる話で、PM10時~AM2時頃までは、肌にとってのゴールデンタイムだから、この時間だけでも睡眠をとるようにしましょう、というもの。
確かにこの時間というのは、1日のうちで傷ついた細胞が、睡眠によって自分自身を修復する時間であるので、肌にとっても大変重要な時間です。
夜間のお仕事をしている人は、毎日は難しいかもしれませんが、寝られるときは、この時間帯はしっかり睡眠をとるようにしましょう。
また、通常でこの時間に睡眠がとれる生活の人は、夜更かしして肌をいじめないように、せめてご紹介した時間だけはしっかりと寝ておきましょうね。
また、PCやタブレット、スマホを夜中に長時間使用すると、目が必要以上に疲労をするので、その目の疲労によって目の周りに小じわが増えます。
小じわも立派な肌トラブルです。いくら眠れなくても、長時間目を酷使するのは控えましょう。
睡眠と肌との関係性
人間にとってこの睡眠というものがとても大切であるということはもちろん周知の事実でしょう。
しかしもう少し具体的に考えてみましょう。睡眠中には「アンチエイジング」の働きをしてくれるホルモンとか直接肌を構成する細胞が生成されますのでこの睡眠の質を改善することが肌の改善ということにとても重要になってくるのです。
ではどうしたらこの睡眠の質を改善し、肌をもっときれいに保つことができるのでしょうか。
一つはどんな「恰好」で就寝するかということでしょう。
決してリラックスできない部屋着や仕事着のまま眠りにつくことが無いようにしてください。
できればゆったりとして軽い素材のパジャマを選ぶことができるのです。
間違った洗顔が引き起こす肌荒れ
これは読んですぐに改善できる肌荒れ対策なので、どうか早急に始めてほしいと思うことです。
現代人の洗顔は、実際はその70%以上が「間違った洗顔をしている」と言われるほどに、肌にとって過酷な洗顔方法を実践しているのです。
例えばクレンジングにかかる時間。しっかりとメイクを落とすことは大切ではあるのですが、このクレンジングにかかる時間も、1分を超えて洗い続けると、それは「洗顔しすぎ」です。
クレンジング剤というのはそもそも肌に負担の大きいものなので、クレンジングを施す際には、素早くかつ丁寧に、が大切なのですね。
また、クレンジングや洗顔の際の水温もポイントで、水温の高過ぎもしくは低すぎも肌にとっては負担になります。
肌を洗浄するときの適温と言われているのは30度前後が理想です。
ちなみに、間違った洗顔が引き起こす肌荒れとして、他にも拭き取りタイプのクレンジング剤を日々使うことによる摩擦やメイクの落とし残しはよくある肌荒れ原因の一つです。
拭き取り系のメイク落としは、どうしてもというとき以外は使用しないことがおススメです。
意外と知られていないその他の肌荒れの原因とは?
あなたが知っている肌荒れの主な原因というのはいったいどういうことでしょうか。
きっと生活リズムが狂ったり、ホルモンバランスが悪いと起こるという認識はお持ちのはずです。
確かにその通りですね。でも決して原因というのはそれだけではないのです。
あまり世間では知られていない肌荒れの色んな原因に関してまとめてみることにしましょう。
意外と危険なシャワーの落とし穴
ぜひあなたも自分の生活を振り返ってみて、それに当てはまるものなのか考えてみてくださいね。
まず仕事帰りなどについつい気持ちいいので高温のシャワーを顔にあててリラックスしている人はいないでしょうか。
確かに疲れが少し和らぐような感覚になりますね。
しかしこれはかなり危険な行為なのです。
シャワーの水圧は顔の肌にはとてもキツイ水圧です。
シャワーを当てると確かにすっきりしたように思いますが、それが長引く肌荒れを引き起こすかもしれません。
どうかシャワーではなく、優しい洗い方で顔をいたわってくださいね。
シャワーを直接肌にあてて洗顔料を落としている人や、洗顔後の肌にシャワーを直接当てている人も危険です。
シャワーの水圧、さらにその温度が高ければ肌への刺激というのはとても強いものになります。
ですから少しぬるま湯でしっかり洗顔を行い、すぐに乳液などのスキンケア商品を塗ってあげるという工夫をしてみてください。
シャワーの水圧というのは毛穴とかシワを刺激し、結果的に肌を垂れ下げてしまうこともありますので気をつけてくださいね。
また「洗顔」というプロセスに関しても少しじっくり考えてみることにしましょう。
洗顔のプロセスを観察する
あなたは洗顔をする前にそもそも自分の手を洗っているでしょうか。
実はこの行為ができていない人というのがとても多いですね。
よく考えれば分かるように手には「雑菌」が本当に沢山あるのです。
つまり雑菌だらけの手でそのまま顔などに触れてしまうと顔にその雑菌がついてしまい肌荒れというのはかなりひどくなってしまいますね。
「流し」のプロセスはどうでしょうか。
つまり洗顔料などで顔を洗ったということに満足してしっかり流さないとやはりニキビなどができやすくなってしまうのです。
特に生え際とかフェイスライン、また耳周りというのはどうしても洗い残しというものが出てきてしまいますね。
皮膚に洗顔料が残っていると結局古い角質層の一部になってしまい、新しい角質層ができるのを妨げてしまうのです。
つまり新陳代謝が正しく行われなくなってしまうということですね。
ぜひあなたも自分の色々な習慣や行動に関して振り返ってみましょう。
なんとなくしている行為というのがあなたの肌荒れとかなりの関係を持っているかもしれないのです。
肌荒れというものに気をつけてよりストレスのない綺麗な肌を目指していきたいですね!
化粧品が原因となってしまっている肌荒れの対処法とは?
お肌のケアをしている人の根っこにある気持ちはどんな人でも「キレイな肌になりたい」というものですよね?
たとえセレブのように高い化粧品が買えなくても、自分の予算が許す範囲で最大限「肌に良いもの」を選ぼうとしますよね。
でも、せっかく肌のためにと思って選んだ化粧品でも、やはり合う・合わないがあって、時に肌を傷めてしまうこともないわけではありません。
もし自分が選んだ化粧品で肌がピリピリしたり、ブツブツができてしまったら、どう対処していけば良いのでしょうか?
隠れ敏感肌に注意しよう!
若いころは、皮脂の分泌がきちんと行われていたり、学校で適度に運動をする機会もあったりして、肌のトラブルと言えばたまにできる「ニキビ」程度…自分は敏感肌ではない!と思っている人のなかにも、実は「隠れ敏感肌」の人がいます。
そうした人は、就職をしてあまり身体を動かさなくなったり、生活のリズムが不規則になることで、症状が表に出てきます。
いつもと同じ化粧品を使っていたのに乾燥がひどくなる…とか、時期によっていつもの化粧品が刺激的に感じることがある…と言う人は要注意です。
成人後に、敏感肌に気付いた人も、自分の肌と一度しっかり向き合うことで、刺激への反応を軽くすることは可能です。
そのためには、まず、刺激を感じる化粧品を一時的にでも使わないようにすることと、自分の生活リズムを見直すことをしてみましょう。
健康な肌へと導くために
テレビに出ている女優さんのなかには、赤ちゃんの肌のようにもちもち・スベスベのお肌の人もいますよね。
ああした人は、職業柄、肌のお手入れを欠かすことはできませんし、そこにかけることができるチカラも違います。
でも、芸能人や女優さんでなくても、しっかりとしたケアをすることで、健康な肌を保つことは可能です。
では健康な肌とは一体どういったものなのでしょうか?
健康な肌とは、外部からの刺激に対するバリア機能が高く、また充分な保湿状態が続く肌のことと言えます。
こうした肌を続けるためには、まず、化粧品の成分について見直すべき点と言うのがあります。
それは、化粧品に含まれる成分のうち、防腐剤・保存料・アルコールについて考えるということ。
実は隠れ敏感肌の人には、「旧表示指定成分」などが原因で肌にトラブルを抱えるケースが少なくないのです。
自分が肌に刺激を感じた化粧品の中に、共通して配合されている上記の成分があれば、一度それを含まない化粧品を選んでみると良いと思います。
自分の肌には何が反応していたのかわかりますからね。
他にはエアコンによる風が、お肌の乾燥を招いていることが多くあります。
夏は冷たい風・冬は暖かい風ですよね。
こうしたエアコンの風は、ほとんどが湿気を含まないものなので、直接風に当たるようなことがあれば、肌はどんどん乾燥します。
できるだけ室内の乾燥を防いで、肌の潤いを逃がさないように気をつけましょう!
また、保湿系の化粧品を使用しているときは、ただ漫然とそうした化粧品を使うのではなく、お風呂上りなど、肌が乾燥しやすい時に、しっかり肌の奥まで潤いが浸透するように保湿をするようにしましょう!
花粉症も肌荒れの原因になる!「ゆらぎ肌」による肌荒れの改善方法とは?
どうも気が付くと春先になると風邪気味になることが多い…しかもグズグズと長続きする…そんなことありませんか?
「春は寒暖の差が大きいからなぁ~」と気づかないようにしているのかもしれませんが、それ、花粉症かもしれません。
目がかゆくなったりしなくても、鼻がグズグズするだけの人や、喉がイガイガするだけの人というのも案外多い花粉症。
そして何より、花粉症では「肌荒れ」になる人も多いのです!春になると肌の調子が悪い、そんな人は今増えている「スギ花粉皮膚炎」かもしれないのです。
花粉症でも肌荒れがおきる?!
日本でスギ花粉が飛び始めるのは2月頃からと言われています。
ピークはもっと後ですが。花粉症の重い人では飛び始めの時期からツラい症状に悩む人もいます。
さて、このスギ花粉の飛散で肌荒れになるのはどうしてなのでしょうか?2月~3月という時期について、花粉の他に何か思いつくこと、女性ならありませんか?
…そうです、春先と言えば「紫外線」です。
花粉の飛散時期というのはちょうど紫外線も強くなる時期なのです。
この花粉と紫外線の肌への負担が、肌荒れスイッチを押していくのです。
紫外線が強くなると…
私たちの肌というのは、皮膚の表面において「皮脂膜」が天然の保湿クリームのごとく肌を外敵から守っています。
しかし…日本の冬は乾燥していて、しかも関東以南、以西の地域では降雪も日常的にないので、その乾燥度はひどいものです。
冬の空気は常にカラッカラなのです。
そうすると皮膚の表面の皮脂膜も頑張りが限界となり、薄くなったり壊れたりしてしまいます…!
壊れた皮脂膜をもった肌は、外敵を充分に防ぐことができず、そこに飛散を始めた花粉が漂着すると、肌はその花粉を刺激物と認識し、炎症やかゆみをもたらすようになってしますのです。
最初は「あれ?痒いな?」くらいと思って気にせず掻いたりこすったりしてしまうのですが…それこそが肌の炎症を悪化させていく行為だったのです。
こすられた皮膚はさらに刺激をくわえられたことで弱くなり、もっと炎症をひどくさせてしまうのです!そして日に日に強くなる紫外線と増える花粉によって、治ることなく肌荒れは進んでしまいます。
花粉症の時期に健康な肌は取り戻せないの?
強まる紫外線、増えていく花粉…そしてひどくなる炎症!ではこの時期はいったん炎症を起こした肌を治すことはできないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。炎症を起こした肌だって、炎症を抑え適切な対応をしていくことで健やかな肌を取り戻せます!
ここでは花粉による炎症を抑え肌荒れを防ぐ3つのポイントをご紹介します。
- 1:外出時は「防花粉!防紫外線!」
- 2:ベースメイクはしましょう!
- 3:化粧品の工夫
タイトル通り、外出の際にくっついてしまう花粉や、注いでくる紫外線を最大限カットしましょうということです。
顔には大きめのマスクとサングラス(UVカットのダテメでも構いません)を欠かせずに!眼鏡をかけることで目の周りの薄い皮膚に花粉がつくことや、紫外線を浴びる事を防げます。
厚すぎるお化粧は肌に負担をかけるだけなので、肌荒れを起こしている時は避けた方が良いのですが、ベースメイクはしておいた方が、逆に肌に直接花粉がつくことを防げるのでおすすめです。
UVカットのベースメイクは紫外線はもとより、路上の排気ガスなどの粉塵からも肌を守ってくれます。
この時期や肌が炎症を起こしている時期だけ、炎症を抑える化粧品を使用することをおすすめします。
各化粧品メーカーから、炎症抑制の化粧品というのが出されているので、まずは皮膚科で炎症を診てもらったら、その後は自分でリサーチしたり美容部員の人と相談して炎症を抑えられる化粧品を使ってみましょう。
最近は「乾燥肌」とか「オイリー肌」としっかり分別できない「ゆらぎ肌」の人も増えています。
環境によって乾燥肌やオイリー肌にシフトしてしまうこのゆらぎ肌の人は特に花粉の時期は注意が必要!自分にぴったりの化粧品を見つけて、健やかな肌を保ってくださいね!
いかがでしたか?
ここまで肌荒れの原因について触れてきて、改善方法についても紹介してきましたが、大事なのは続けて改善を意識し続けて過ごすということです。
日々の積み重ねによってより以前のような若々しい肌やストレスの少ない美肌を手に入れることができます。
ぜひあなたもここで紹介してきたことをまずは意識してさっそく試してみるのはいかがでしょうか。
美肌になると周りからの印象が大きく変わります。ぜひ美肌を手に入れて周りからの印象をアップさせてみてくださいね。
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