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乾燥やその乾燥に伴う小じわ、にきび、くすみや日焼け、しみなど、人間生きていると肌トラブルは切っても切り離せないですよね。
通常の生活において、気を付けていても肌トラブルの全てが防げるわけではなく、食生活や睡眠リズムなどを少し狂わせてしまおうものなら、肌の不機嫌はすぐに表面化してしまいます。
では、そうした様々な肌トラブルに、私たちはただ困っているだけなのでしょうか?!
いえいえ、そうではありませんよね。人間だって、長年美しい肌を求めてきたわけですから、肌荒れに効果的な方法をいくつもあみだしてきたわけです。
ここでは一般的な肌トラブルに効く方法をご紹介します!
肌荒れの原因は様々あれど…
初めの部分でも少し触れましたが、肌荒れ=肌トラブルの原因というのは一つだけではありません。
季節による乾燥や、日焼け、ホルモンの変化に食生活、そして生活のリズム、少し思い浮かべるだけでもこんなに種類が挙げられます。
しかし、結局のところ、原因がどうあれ、肌荒れというのは肌の水分や脂質のバランスが崩れてしまうことにより起こるのです。
ということは、外部からであろうと、内部からであろうと、肌の水分と脂質のバランスを整えれば肌のトラブルは徐々にでも必ず改善していくのです。
以下に、肌トラブルを改善できる方法を挙げてみました。
- 食事で対策をする
- 効果的なサプリメントで対策をする
- ツボを押すことで対策をする
- 睛明(せいめい)…場所は目頭の部分のくぼみにあります。
- 攅竹(さんちく)…場所は眉頭にあります。
- 顴りょう(かんりょう)…場所は、両側の頬骨の一番高い場所から、指1本分ほど外側に位置しているつぼです。
- 洗顔方法を変えることで対策をする
- 化粧品を変えることで対策をする
これは一朝一夕の肌荒れ改善方法ではありませんが、肌荒れに効く食材や栄養素を意識した食事を摂るようにすることで、荒れに強い肌を作ることを意味しています。
食事の改善が「今現在」の肌荒れを軽減させてくれるのはもちろんですが、肌荒れをしないための食事をすることで、体質が改善され、健康的な肌を作れるようになります。
具体的には、脂質の過剰な外食やファストフードを食べる回数を減らす、肌の代謝に重要な良質なたんぱく質や、ビタミンを積極的に摂るようにする。1日1回、どこかでファストフードなどを食していた人は、その回数を3日に1回に減らすことから始めてみてください。
それだけで肌の状態はたちまち良くなっていくはずですよ。
肌に良いとされる栄養素の代表は「コラーゲン」と「ビタミン」です。
どうしても外食などが避けられない生活を送っている人は、肌にとって不足している栄養分を、上手にサプリメントで補ってください。
しかし、サプリメントは肌に効く「薬」ではありません。体内に足りない栄養素を足しているのですから、食事よりも効果が表出するのはゆっくりでしょう。
サプリメントの摂取で何より大切なのは継続をするということです。
軽い肌荒れに対する「効く方法」を求めるなら、サプリメントや食事よりも、実はツボをマッサージする方が即効性があるかもしれません。
顔の肌荒れに対して行いたいのであれば、睛明(せいめい)・攅竹(さんちく)・顴りょう(かんりょう)といったツボが肌荒れに効果があると言われている。
それぞれのツボの位置は以下の通りです。
実は肌荒れの多くが「私は脂が多い!」と勘違いして、1日に何回も洗顔をしたり、顔にとっては強すぎる力でゴシゴシ洗うことでおこる「乾燥」による肌荒れなのです。
肌にとって適当な油分というのは、肌をバリアするためにも必要かつ大切なもの。その脂質を必要以上に落としすぎて、自ら肌荒れが起こるような状況を引き寄せている人が多くいるのですね。
洗顔というのは、あくまで肌の汚れを落とす目的でのみ行うのが重要です。
顔にべったりと泥でも付いていない限り、洗顔というのは、よく泡立てられた泡を使って優しく行うものです。
手のひらすら肌に直接当てなくて良いのですよ。泡立てが苦手な人は、どうか泡立てネットなどを利用して、十分な泡を使って洗顔をしてくださいね。
洗顔法を変えるだけで、乾燥肌の人の肌トラブルは早々に治っていくはずですよ。
洗顔の欄でもご紹介しましたが、日本人女性は結構な割合で「私はオイリー肌」と思っています。
ただ、本当はそんなことないのです。
しっかりと自分の肌について、美容部員の人にみてもらうと、実際は隠れ乾燥肌の人が多いということです。
それなのに、自分はオイリー肌だと思い込んで、そうした人用の化粧品を使ったり、逆に本当はただバランスが崩れていることによる乾燥肌なのに、恒常的な乾燥肌だと思い込んで、乾燥肌用の化粧品を使い続けたりしていると、肌は合っていない化粧品によって疲れてしまい、荒れを起こしてしまいます。
もし、食事を改善しても、サプリメントを利用しても洗顔を見直しても肌トラブルが改善しないときは、美容部員の方に相談して、自分の肌タイプを再度みてもらってください。
以前にみてもらったものとは状態が変わっているかもしれませんよ。化粧品はシーズンごとに、自分の肌に合ったものを選んでくださいね。
入浴を肌のお手入れにフルに活用する
肌荒れに効果のある方法の中でも大きな部分を占めるのが「お風呂」を利用するということかもしれません。これはどうしてでしょうか。
そもそもお風呂に使う水道水というものには「塩素」が含まれていますね。
この塩素というのは肌とか髪を構成している「タンパク質」に大きく関係してきます。
つまりそのタンパク質を酸化させることで肌の「保水力」とか「保湿機能」というものを大きく低下させてしまうのです。
しかしお湯にすることでこの塩素というのはやはり少し中和されますし、もう少ししっかり「効果」を出したいということであれば、ビタミンCをお風呂に少し入れることもできるでしょう。
そうすることで塩素、正確には次亜塩素酸というものが中和されてよりお肌のケアをすることができるのです。
お風呂で沢山の蒸気や保湿をした肌というのは少しずつ元の元気な姿に戻っていくことができるのです。
美肌になるためにやってるつもりでも逆効果に!やってしまいがちな失敗とは?
美肌の芸能人として注目を集めている女優さんで、毎回名前が上位に挙がる方って誰かご存じですか?
それは綾瀬はるかさんだそうです。
有名化粧品のイメージキャラクターとしてもお馴染みですし、確かに現在の高解像度のテレビのアップもなんのその、という大変美しい肌をしていらっしゃいます。
しかし、彼女は実はそもそも乾燥気味の肌なのだとか。
そんな実は乾燥肌の彼女も、普段の肌のお手入れであのように美しい肌を維持してられるのです。
なかなか同じ化粧品などを使うことはできないかもしれませんが、お肌はしっかりと愛情を与えることで、こちらの期待に応えてくれるようになります。
少しのトラブルがあっても、自分の肌をキライになることなく、地道にお手入れを続け、自分だけでなく周りの人からも愛される美肌を目指しましょう。
そもそも美肌の定義とは?
「白い肌は七難隠す」という諺がありますが、日本人は昔から「肌」に対して結構意識が高い人が多かったようです。
ただ、伝統的な質素な和食は繊維質が多いうえに、魚介類の摂取も多かったので、実は肌トラブルというのはあまりなかったんですね。
年齢的なニキビはあったと思われますが、基本的に牛・豚などの脂質が多い食事は食べる機会も少なかったので、余分な脂が体内に蓄積されることは少なかったと思われます。
さらに昔は労働が基本的に肉体労働なので、適度(以上)に身体は動かしています。
つまり、美肌にとって大切な「食事・適度な運動・睡眠」に関して気にしなくてもそのような生活が送れていたということです。
そんな日本人が気にしたのは「色の白さ」。今のように日焼け止めも、紫外線ダメージをクリアする化粧品もない時代、白い肌であるということは憧れであったのです。
確かに、白い肌というのは、その他の何か(性格的なものや容姿などですかね)を吹き飛ばすくらい「綺麗だな」と人に思わせるような魅力がある気がしますよね。
でも実はこの「白肌」、ただ色が白いことを美しいとしていたのとは少し異なるようなのです。
というのは、先述のように日本人は肌について基本的に「白さ」だけが憧れで、その他の条件についてはほとんどの人がクリアしていたからです。
ここでいうその他の条件とは?そう。それは「キメの細かさ」です。
キメが細かく、なおかつ肌が白い、これは本当に「最強」の美肌です。
では、きめの細かい肌を作っていくにはどのようなお手入れをすることが好ましいのでしょうか?
きめの細かさは「無精」から作られる?!
実は美肌を作るうえで最大の敵といえるのは「肌への刺激」なんですね。
現代の女性であれば、朝の洗顔・基礎化粧品でのお手入れ・お化粧・化粧直し・夜のクレンジング・洗顔・基礎化粧品でのお手入れ…と最低でも7回は肌に刺激を与えています。
この刺激こそが、本来は肌にとって良くないことなのです。
しかし、洗顔や基礎化粧品でのお手入れをしないわけにはいきませんよね。
お仕事をしている時にはノーメイクで職場に行くわけにも、お客様に対するわけにもいきません。
それでも、少しだけ実践できることとして、お休みの時は肌もお休みをさせてあげる、というのがとても大切なのです。
そしてできれば、朝の洗顔は30度程度のぬるま湯のみでの洗顔にすることをおススメします。
朝も夜も、肌にとって刺激の強い洗顔料で、肌に必要な油分までとってしまうと、トラブルを招きやすい肌へと変貌してしまうのです。
現在、トラブルが出やすい人には根気の必要なことかもしれませんが、朝だけでもぬるま湯だけの洗顔にし、休みの日はノーメイクにし、(もっと言うと化粧水も乳液もカットし)、1年くらい頑張ると、肌が自分自身の力を取り戻して、以前よりキメの細かい肌に変わってくるはずですよ。
肌への気持ちはたっぷり持って、でも過保護にさせないことが、美肌作りの最大の方法なのですね。
原因から目を背けることをすると肌は改善しない!
突然肌荒れというものが起きて「どうして?」とびっくりされる方も決して少なくは無いですね。特に今までそんな問題に悩まされたことが無い方であればその理由に関しても全く想像がつかないという場合も多いのです。
でも、多くの場合は実は思い返してみるとこんなことが原因になっているんじゃないかというおもい当たるふしがあるのではないでしょうか?
少しこの肌荒れの「原因」ということに関して一緒に考えてみることにしましょう。
食事が肌に与える影響
やはり肌荒れの原因として非常に大きな要素が「食事」というものです。私たちは基本的に一日3回食事を摂るわけで、どんなものを口にするのか、そのタイミングなどで肌はもちろんのこと体全体の調子というものが大きく変わってくることを認めなくてはいけません。
でも食事というのは基本的に栄養を摂り、さらに食欲を満たすために行うものですよね。
どうしてそれが原因で肌荒れが起きてしまうのでしょうか。
現代人の多くの食事に不足しているのはやはり「ビタミン」であると言われています。
つまり野菜とか果物というビタミンを豊富に含むものを摂りいれることができていないのでどうしても肌に必要な栄養素というものが不足してしまいます。
あなたも昨日一日に食べたものを少し考えてみてください。その中に野菜とか体に良いものがどれだけ含まれているでしょうか。
私たちというのは毎日本当に忙しい生活を送っていますのでやはりどうしてもバランスの良い食事というのは難しいのです。
間食をあまい菓子パンなどから野菜サラダにするなどの工夫というものが必要かもしれません。
サプリに頼るよりもより健康的な生活を目指す
意外にも「運動不足」というものも肌荒れの原因となることがあるのです。
このことに驚かれる方は結構いらっしゃいますね。
つまり体の中に蓄積された脂肪などがどうしても汗などで出にくくなり、体の表面に「異物」として出てきてしまうのです。
肌荒れというとどうしてもクリームとかどんなサプリや薬を使ってたらいいのかと悩まされる方たちが沢山います。
でも問題を根本から解決したいのであればやはり「健康的」な生活を送ることができるように根本から自分の生活というものを見直してみることが必要になりますね。
このような情報というのはもちろんインターネットなどでもしらべることができます。
自分の身体の事ですからぜひとも興味をもって「体質改善」などに勤めてみるといいですよ。
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