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アトピー性皮膚炎を治療中の人、または以前治療中で今は沈静化している人の多くが悩むことに、掻き傷や炎症後の「色素沈着」があります。

これはステロイドを塗ったからなってしまったと思っている人も多いのですが、実はステロイドそのものによって引き起こされたものではありません。

ですので、アトピーの跡が色素沈着した場合も、その後の手当てによってはきちんと元の肌色に戻ることはあるのです。ではどうすればアトピーの色素沈着は改善するのでしょうか?

アトピー跡の色素沈着は○○に似ている?!

女性なら「色素沈着」と聞いて何かピンとくる現象がありませんか?そう、色素沈着と言えば「シミ」や「そばかす」ですね。

これらの色素沈着も、そもそもは何もなかった肌に、紫外線があたることで、そこで生成されたメラニンが消えずに残ってしまうものを言いますよね。

シミやそばかすの主な原因は「日焼け」なわけですが、実はアトピー性皮膚炎による掻き傷や炎症の跡も軽いものは日焼けと変わらないのです。

夏の間中、遊びまくって真っ黒に日焼けした子どもも、冬になるとすっかり元の肌色に戻っていたりしますよね?

あれは皮膚のターンオーバーが正常に行われているので、夏に作られたメラニンを含んだ肌が、冬にはすっかり新しいものに入れ替わっているのです。

ターンオーバーさえしっかりと行われれば、表皮で起こったダメージはいずれ元の肌へと戻ります。

ですので、アトピー性皮膚炎による色素沈着も表皮で起こっていたものであれば、一時的に色素沈着をしていても、時間をかければもとに戻るのです。

しかし、同じ傷跡や炎症の跡でも、表皮だけではなくその奥にまで傷が達した時には跡が残りますよね?よく小学生の時に鉛筆を誤って刺してしまって、その跡がずっと残っている人とかっていますよね?

あのように、表皮よりも奥に色素が沈着すると、ターンオーバーでは皮膚は完全に回復できないので、色素沈着が起こります。

皮膚の構造ミニ講座

皮膚は大まかに言うと、「表皮・真皮・皮下組織」という三層構造になっています。

この一番外にある表皮で起こる異常は、皮膚のターンオーバーで回復可能です。

しかし、表皮と真皮の間にある「基底膜」が、活性酸素などによって壊れてしまうと、生成されたメラニン色素は真皮の方へ向かってしまいます。

真皮に異常が起きると、ただ日々のターンオーバーでは肌は回復することが困難になります。

ゆえに真皮にできてしまった色素沈着であるシミなどは、医療機関でのレーザーなどで治療をするわけです。

基底膜を壊してしまう活性酸素は、ストレスで増えることがわかっているのですが、アトピー性皮膚炎の人というのは、日常でのストレスを感じやすかったり、溜め込む人が多いので、体内の活性酸素も増加する傾向があります。

アトピーでの色素沈着を改善するには??

アトピーでできた色素沈着でも、軽いものであれば通常のターンオーバーで回復することが期待できるので、まずは症状が落ち着いている時にターンオーバーを促進するような生活習慣をとってみると良いでしょう。

ターンオーバーを促進するには、良質のたんぱく質を「適度」に摂る・肌の黄金タイム(22時~2時)はしっかり睡眠をとる・ビタミンやミネラルを積極的に摂るという基本的な生活習慣が有効です。

また、アトピーの症状が落ち着いていて、敏感肌用の化粧品くらいなら使えるよ!と言う人は、敏感肌用の化粧品で美白が可能なものを選んで使うと、肌色を元に戻すのが何もしないより早くなると思います。

そうしたアトピーの人でも使える化粧品というのは、しっかりと成分を見極めて、少なくとも添加物が入っていないものや肌に優しいものを選ぶのが何より大切です。

せっかく落ち着いている肌が再びアトピーの症状で炎症を起こしては元も子もありません。

さらに、こうした化粧品を使うのは症状がしっかりと落ち着いている時にしなければ、皮膚炎を悪化させてしまうので、症状が出ている時は我慢をして、治療に専念してください。

そして、これはとても大切なのですが、アトピーの症状が出ている時は、普段よりしっかりと紫外線対策をすることが重要です。

アトピーによってストレスを受けている肌に、紫外線のストレスが加わると、消えない「シミ」を作る原因になります。

症状がある時の日焼け止めは難しいと思うので、そうした時は衣服でカバーすることを心がけて、できるだけ強い日差しに当たることを避けてくださいね。

 

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