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女性の宿敵とも言えるニキビ。ニキビには多くの女性が悩まされているのではないでしょうか?
- 「こんな目立つところににきびができるなんて最悪!」
- 「後になってデコボコ肌になったらどうしよう…」
女性の数だけニキビに関する悩みがあることでしょう。
そんな悩みの種であるニキビだからこそ、ニキビができたらなるべく効果的に改善したいもの。そこでこちらでは、ニキビが出来る場所に注目した改善方法をご紹介したいと思います。
はじめに~ニキビってどうしてできるの?~
何事もまずは敵を知ることが大切です。はじめに、ニキビが出来るメカニズムについて簡単に知っておきましょう。
ニキビは簡単に言うと、毛穴が詰まり毛穴内でニキビの元になる菌が増殖することで生じます。つまり、皮脂によって毛穴の環境が悪くなるとニキビができるんですね。毛穴の環境が悪くなる原因としては、
- 皮脂の過剰分泌・酸化
- 古い角質が毛穴に詰まる
などが挙げられます。ニキビの出来る原因としては「毛穴が詰まり毛穴環境が悪くなる」ことですが、その「毛穴が詰まる」原因によって「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」とに分けられ、さらにそれぞれは出来る箇所が異なります。
思春期ニキビと大人ニキビ
思春期ニキビって?
思春期ニキビとは、その名の通り思春期にできやすいニキビです。中学時代によく出来るニキビに悩まされた経験はありませんか?その頃のニキビはこの思春期ニキビにあたります。
この思春期ニキビの特徴としては、おでこや鼻周りなど俗に言う「Tゾーン」にできやすいことが挙げられます。また、思春期ニキビは思春期に一時的に多く分泌される男性ホルモンと大きく関係しています。この男性ホルモンは皮脂を過剰に分泌させます。その皮脂が原因で、毛穴が詰まりニキビが生じる。つまり、思春期ニキビとは成長期に伴って生じるホルモンバランスの変化が原因となるニキビだったんですね。
なので、思春期を過ぎてホルモンバランスが上手く整ってくるのと比例して、ニキビもおさまってきます。
「とっくの昔に思春期が終わった大人なのにニキビがあるんだけど!?」という方、よく聞いて下さい。それは若さゆえのニキビではなく、ストレスが原因となる大人ニキビだったんです。
大人ニキビって?
成長期によるホルモンバランスの変化によって生じる思春期ニキビ。しかし、それ以外の原因で生じるニキビは大人ニキビといいます。思春期ニキビがTゾーンにできやすいのに対し、この大人ニキビは口の周りやフェイスラインといった、いわゆる「Uゾーン」に生じやすいです。
思春期ニキビと同じく男性ホルモンが原因となっているのは、大人ニキビにも共通していることですが、その男性ホルモンが分泌される原因が大きく異なるんですね。その原因とは、ズバリ!ストレスです。ストレスが溜まってくると、女性の体では男性ホルモンが多くなってきます。そうなると先ほどと同じように、皮脂が過剰に分泌され毛穴が詰まってしまい、ニキビになります。
ストレスによって男性ホルモンが増えるなんて…しかもその男性ホルモンによってニキビが出来るなんてショックかもしれません。しかし、大人ニキビの場合、それだけが原因というわけではなく、活性酸素や角質肥厚などの様々な要因が複雑に関係しているとされています。
このように出現する場所も、できる原因も異なる大人ニキビと思春期ニキビ。出来る場所で原因が違うというのなら、ニキビができた場所に応じた改善法が必要になります。特に大人ニキビは治りにくく、厄介です。
ニキビのできた部位ごとのそれぞれの原因、そしてそのニキビに対して行うべき改善法を部位ごとに細かく解説していますので参考になさって下さいね。
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