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どんなきっかけであっても、ゴルフを始めてコースを回ってみると、経験者との差は歴然と見えてきます。
技術は才能やセンスによってもしかすると初心者でも経験者と遜色ない場合もあるかもしれませんが、ゴルフ場における立ち居振る舞いについては、やはり経験を積まないと「初心者っぽさ」は抜けません。
でも、まだ一人でコースを回るほど度胸もできておらず、緊張の方が先に来る…と言う場合は、ゴルフ練習場、つまり打ちっぱなしに通うのも「慣れる」には良い方法です。
今回は初心者のための「ゴルフ練習場」利用のコツをご紹介します。
技術力も上がるし、色々な人を観察もできる
ゴルフ練習場=打ちっぱなしでは、とにかく思いっきり「打つ」ことができます。周囲にはネットが張ってありますし、場所によっては個人用で分かれている所もあるので、それこそ恥も外聞もなく練習できます。
しかもナイター営業をしている練習場も多いので、仕事の帰りに憂さ晴らしに打ちに行くことだってできるのです!
そして何より良いのは、ゴルフ練習場には何もゴルフ初心者だけが通ってるわけではないということ。そう、練習場にはかなりうまい人も通っているのですね。ですのでそうしたうまい人のフォームや振る舞いを見る事だけでもゴルフの勉強になるのです。
まだゴルフの服装などのバリエーションが良くわからなくても、練習場にはきちんとしたゴルフ用の服装で来ている人も多いので、そうした服装の参考にもなるのですよ。
そこで自分の好みのブランドを見つけたり、コーディネートを見つけたりすれば、それだけでもコースを巡る時の「初心者っぽさ」が抜けていきます。
ただ、練習場ではコースのようにドレスコードがある施設は少ないので、ゴルフシューズさえしっかり履いていれば後はうるさく言われない施設も多いですね。そんな時は、色んな人のゴルフシューズを観察するだけでも楽しいですよ。
さらに、大きめのゴルフ練習場ではクラブハウスの中にゴルフショップやレストランを併設している施設も多くあります。
規模として都市部に或る150ヤード程度の小規模な練習場と言うのは、交通アクセスが良いのがウリなので、大型練習場と比較すると使用量も安く日々の練習には最適です。
そうした都市型の練習場に通って、次にコースを回る時はいきなり上達した姿を仲間に披露するのも楽しいかもしれませんね。
打ちっぱなしにも「良い」施設がある?
コースと違って打ちっぱなしは練習場なのであまり施設による違いは少ないと思いがちかもしれませんが、実はそうではありません。
練習場で気を付けた方が良い点とはどんな部分なのでしょうか?
- ○練習マットは大丈夫?…実は練習場によっては、練習用マットの中央がすり減っていたりする練習場もあります。自然のコースでは少々の起伏は致し方ないところもありますが、練習場では基礎を鍛錬する場所であるので、マットはきちんと整備されている練習場を選ぶのが大切です。基礎があってからこその応用ですからね。
- ○1球あたりの値段は?…初心者の時には、とにかくたくさん練習をすることが大切です。そうしたうえで1球あたりの値段が高くては練習にすらなかなか通えません。相場では1球あたりは10円前後というところです。都内の練習場で土日になると40円前後というところもありますが、たくさん練習したいなら1球あたりの値段も気にしたいポイントです。
- ○練習用ボールは古くない?…練習用のボールは、コースで使用するものに比較して耐久性に優れるように作ってあります。そのためか、練習用ボールは古くなってくるとかなり飛距離が落ちてしまいます。初心者ゴルファーが練習場を利用することの目的の1つに「自分の飛距離を把握する」ということがあります。ですので、古い練習用ボールばかりの練習場では正確な自己分析ができなくなり、正しい練習ができなくなる可能性が高いと言えます。
以上の点は練習場を選ぶ際の基本的な部分ですが、他にも練習場ではできるだけのびのびと打てるように、練習場における両端での練習は「初心者」は避けた方が良いと言われています。
これは両端で練習をすると、つい張られたネット意識して、フォームに変なクセがついてしまうからという理由によります。
うまく練習場を利用して、初心者とは言わせない技術力と雰囲気を身につけていきましょう!
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