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初任給で、還暦祝いに、誕生日に･･･様々な場面でお母さんへプレゼントをする機会はありますが、いつも頭を悩ませてプレゼントを贈り、いつもありがとうと笑顔を見せてくれるお母さん。
ただ、本当は、お母さんのいつもの笑顔だけじゃなく、うれし涙を流してしまうくらいの感激が欲しい！何度もお母さんにプレゼントを贈ってきたあなたなら、きっとそんなことを思っていたりはしませんか？
もしかして、いつものプレゼントでお母さんが感激の涙まで至らないのは、あなたの感謝の気持ちが届ききっていないのかもしれませんよ？ではお母さんが驚いて心底感激に打ち震えるようにするにはどうすれば良いのでしょうか？
母親業は誰にも評価されないということを理解する
子どもを産み、育てることが始まって、いや、初めての子どもをお腹に宿した時から、お母さんは自分の体調も、お腹の中の小さな生命も守りながら、世間の波に揉まれて子育てをしてきました。
子どもに対してそんなに温かい目がないような時代です。電車で、バスで、公共機関で、子どもがグズれば白い目で見られ、トラブルがあれば謝り、食事を用意し、衣服を調え、健康に留意し、誰かが風邪を引けば自分はうつされても倒れるわけにはいかず、熱があっても家族の世話を続ける。日夜休む間もなく走り続けてきました（もしくは現在もそうであるかもしれません）。
そして、この頑張りは、一切誰にも好評価を受けることはないのです。子どもがトラブルを起こせば悪い評価はすぐに受けますがね。
しかし、家族の前では、できるだけ平静でいようと努力をしているお母さん。評価をしてもらえないことを、子どもにグチることは少なかったと思います。
そんな母親業の評価を、子どもであるあなたがしなくて、一体誰ができるでしょう。たまには手抜きのご飯もあったかもしれません、アイロンが行き届かなかったこともあるかもしれません。
でも、お母さんは、お母さんの持てる力で精一杯、あなたに愛情を注いできたはずです。そのことについて、子どもであるあなたが、真正面から感謝をすることが、お母さんの頑張りに報いることになるのです。
感謝の気持ちを形にするには
今まであなたが贈ってきたプレゼントにも、あなたは精一杯の感謝の気持ちを込めてきたとは思います。
けれど、お母さんには、実は物よりも心からの「ありがとう」の方が嬉しかったりもするのです。プレゼントに添えるメッセージカードは時間をかけて書いていましたか？ショップの店員さんい促されて、急いで書いたものではなかったですか？
本当にあなたが、感謝の気持ちを伝えたいなら、１枚だけでも構わないので、手書きの手紙を添えるようにしてください。
そしてそこに、普段お母さんがあなたにしてくれていることを書き出して、感謝の意を伝えるようにしましょう。
きっと書き出してある項目をお母さんが見れば「自分のしていることが伝わっているんだな」としみじみ嬉しくなるはずです。
他にも、お母さんのしていることがどんなに大変なことか、あなた自身が家事を代わることも、感謝の気持ちを伝える有効な手段です。子どもがよく作りますよね？「夕食作ります券」とか「お手伝いします券」のような感謝のチケットを。これと同じようなもので「家事を１週間代わります券」をプレゼントしてみてください。
１週間が終わる頃には、心の底からお母さんに感謝の意が伝えられるようになっていますよ。お母さんはいつも「今度の誕生日何がもらえるかな～」なんて考えてはいません。だからこそ、プレゼントが高価なものではなくても、気持ちを伝えることがとても大切なのです！
