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毎年(毎週くらいかもしれませんね)出てくる新しいダイエット法。その中でも現在、空前の人気になっている「酵素ダイエット」は、ダイエットの進め方が比較的簡単であることが人気の秘訣といわれていますが、同じくらい注目されているポイントが「リバウンドのしにくさ」だといわれています。

確かに、正しい方法で酵素ダイエットを「続けて」いくことができれば、リバウンドはしにくい方法ではあります。

しかし、飽くまでこれもダイエットの「方法」であるので、やり方を間違えれば、容易にリバウンドはしてしまうんですね。では、酵素ダイエットでリバウンドしにくいようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

ダイエットによって起こる身体の「サイクル」を把握する

これは酵素ダイエットだけに言うことではなく、その他のダイエット法でも大切なことなのですが、人間の身体はダイエット、つまり食事の節制をするようになると、今までのサイクルから新しいサイクルへと、身体を調整し始めます。

運動でダイエットを始めた場合、食事量を変えなければ、初めの何日かで、体重はスッと落ちていく期間があります。

これは、例えば1日に2000カロリーを摂取し、1200カロリーを使用していた人が、運動を始めたことで2500カロリーを消費するようになり、不足分を脂肪を燃焼することで補ったゆえに、体重が減っていったのですね。

しかし、人間は「恒常性」をもつ生き物なので、運動が日課になってくると、入ってくるエネルギーで、出て行くエネルギーも補おうとし始める、体重が減らないようになる期間がでてくるのです。

運動でのダイエットの場合、体重が減らなくなっても、もう運動そのものが生活に組み込まれることが多いので、本人は体重の減少がなくなってもあまり気にしないのですが(体重が減らなくても身体が引き締まることで満足感を得られますしね)、これが食事の代替ダイエットのような方法の場合は、実践者に「なんで頑張ってるのに体重が減らなくなったんだろう?」と不安感をもたらすわけです。

更に、効果がなくなったからダイエットなんて止めちゃおう!とか、目標体重まではもう少しあるけど、少し減ったからとりあえず休憩!なんていうことで、以前の生活に戻してしまうことがあるのですね。

これが、リバウンドを引き起こすのです。というのも、少ないエネルギーで動ける身体、つまり燃費の良い身体になっているところに、以前のような栄養を再び与えると、身体は太りやすくなっている状態(エネルギーを摂取しやすい状態)になっているのです。

ダイエットには「体重がスッと落ちる期→横ばい期→再び減少期…」というサイクルになっていることを理解しましょう。横ばい期でダイエットを止めるのが1番よろしくないダイエット休止の時期なのです。

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酵素ダイエットはなぜリバウンド「しにくい」と言われるのか

酵素ダイエットは、やり方にもよりますが、通常はあまり急激なダイエット方法ではないのですね。

3日間断食して酵素飲料を飲むというのも、どちらかと言えば厳しい方法で、多くの人は夜の食事を酵素飲料にした、とか、通常飲むジュースなどを酵素飲料に変えた、という人が多いのです。

酵素はそもそも身体にとって不必要な成分を排出するのに役立ってくれる(デトックスですね)ので、今まで酵素飲料などを飲んでなかった人は、体内に取り込むようになるだけでデトックス作用により少しずつ体重が落ちていったり、脂肪が分解されていくようになるのです。

ゆえに、急激な食事制限のダイエットなどに比較して、体重の減り方も、体質の変化の仕方も緩やかなわけです。

そうすると、本人の「あれ?落ちなくなったな」という意識も起こりにくく「継続」ができるのですね。ダイエットに何より必要なのは「継続」であるので、これがきちんとできるというのが「リバウンドしにくい」と言われる最大のゆえんと思われます。