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家庭教師って聞くと、「大学生のバイト」というイメージを持っている人はかなり多くいますよね。
当の大学生も「学生時代のバイト」として家庭教師を請け負っている人はたくさんいます。
しかし、実は家庭教師にも「プロ」はいまして、塾の講師などと並行しているわけではなく、家庭教師1本で生計を立てている人もいるのです。
今回はそんな「プロの家庭教師」についてご紹介します。
プロの家庭教師の仕組みってどうなってるの?
一般的に家庭教師で生計を立てている人と言うのは、どこかの会社に属してることが多いです。
つまり、家庭教師派遣業社に属しているということです。
こうした業者は、家庭教師をする側が登録をして、そこに指導を受けたいという申請があれば紹介をするという、仲介をしている感じの業者もありますし、会社自体が家庭教師業を事業として行っていて、所属している社員に統一したクオリティを求めている場合もあります。
前者はマッチングサイトのようなものなので、授業の進め方や指導の仕方については、家庭教師自身の自由度が大きいところがあります。
また、指導をされる側も、決められた教材を買う必要がないこともあるので(学校で使用している教材をすすめるなど)初期費用はかかりにくくなります。
一方で、会社自体が家庭教師業を営んでいる場合は、例えば派遣された教師と合わなくて、教師が違う人になった場合も、「同様の規格」で指導を受けられることが可能です。
ただ、会社が用意する教材で授業を進めることが多いので、どちらかと言えば「学校の授業よりの進みたい=難易度の高い学校への進学を望んでいる」場合に良いのではと思います。
さらに、実は「個人」で家庭医教師業を生業にしている人もいて、こうした人はかつて学校の教員だったとか、塾の講師だったという人が多いですね。
学校教員だった人が家庭教師業をしている場合は、学校の補習的な勉強を得意としている人が多く、塾の講師だった人は、受験型の指導を得意としていることが多いと言えます。
「プロの家庭教師」の相場はいくら?
上記でもご紹介したように、プロには「仲介型」と「会社員型」があるのですが、仲介型の場合は、個人契約をするのと同じ感覚なので、会社員型のように統一した料金体系がないのが一般的です。
ただ、一般的には家庭教師の自給の相場というものがありまして…
- 小学生
- 1500円〜2000円/時間
- 中学生
- 1500円〜2500円/時間
- 高校生
- 2000円〜3000円/時間
以上のような価格が相場と言われています。
ただ、ここには交通費は含まれていないので、例えば小学生に週1回2時間で家庭教師をお願いすると、MAXで指導料16000円プラス交通費で2000円程度がかかってくるを思われます。
しかし、これはあくまで相場でして、業者によっては、週1回2時間の授業で1か月35000円というところもあります。
こうなると時給は4375円ということになるので、相場よりはかなり高めになります。
ただ、家庭教師や塾でもそうですが、価格と内容に関しては難しいところで、もし1か月に35000円かかったとしても、他の塾や家庭教師では全く成績が伸びなかったのに、この家庭教師ではかなりの効果がでて、しかも全く無理と言われていた志望校に合格することができたりすれば、このお金は高かったとは思わないかもしれません。
ということで、一見高そう(逆に安そうにみえる人もいるかもしれませんが)なプロの家庭教師ですが、値段と中身がしっかりマッチしていれば、塾で複数の教科を習って高くなるより良い時もあるのです。
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