この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
首こりがひどくて頭痛や吐き気まで起こってきて…生活にも支障が出るようになっては、ただの首こりかと思ってはいられません。
しかし、首こり解消にマッサージやカイロプラクティック、整体は思いついても、病院となると一体何科に行けばいいのかちょっと迷いますよね。
では首こりを治療するには、病院で何科にかかれば良いのでしょうか?
首こりが酷い時に選ぶ科は「整形外科」
そもそも整形外科とは骨や関節、靭帯や腱、筋肉などの運動器を診療する科です。身体の部位で言うと、脊椎や脊髄、末梢神経に四肢の関節を主に診療します。
そして疾患で言うと先天的なものはもちろん、外傷性のものや変性性のもの、腫瘍性のものや感染性の病気まで幅広く診療します。
最近は高齢化に伴って、町のお医者さんでも整形外科を掲げているところは多く、高齢者の方でかかりつけの整形外科に行って電気治療を行ったりする人も多くいます。
骨折やねんざで今までにかかったことがある人もいるのではないでしょうか?
というわけで、首こりがひどくツラい時は、まず整形外科を訪ねてみるのが1番良いかと思います。
もしちょっと贅沢を言うならば、理学療法士さんがいる整形外科にかかることができると、首こりの原因に合わせて首こり解消のストレッチやリハビリを受けることもできます。
先に挙げたような電気治療を受けることができることもあるので、一時的な首こりだと、すぐに良くなるということもあります。
ただ、長期的に「姿勢を改善」などをしなければならない場合は、できたらリハビリがしっかりできるような病院を選ぶ方が良いでしょう。
さらに、一時的な首こりで冷湿布や温湿布を処方される時もあるかと思います。そうした湿布で肌荒れが起こることも全くないことではないので、皮膚科が併設されていたり、医師が診療できる分野に皮膚科が含まれている整形外科だと、万が一湿布で肌が荒れた時も対処をしてもらえます。
病院以外で首こりを解消したいなら?
ここまでにご紹介したように、病院であれば整形外科を訪ねるのが基本の首こりですが、病院に行くのはちょっと腰が引ける…と言う人は、整体やカイロプラクティックに行ってみるのも一つの方法です。
ただ、整体は国家資格がないので、選ぶ施設を間違えると首こりが前よりもひどくなった…!ということが全くないとは言えません。
ですので、整体やカイロプラクティックを選択するときは、確かな口コミや利用者の生の声をしっかりリサーチしてから治療に行きましょう。
整体も一つの技術職ですので、施術者が良ければ、首のこりだけでなく、身体の色々な歪みを矯正してもらえることもありますし、その矯正によって内臓の調子すら良くなるということもあるので、施術者をしっかり選ぶのはとても大切なことです。
他に、整体やカイロプラクティックと混同されがちなものに、指圧やあんまマッサージがあります。
しかしこちらは国家資格の技術なので、あんまマッサージや指圧の看板を掲げているということは少なくとも国家資格をきちんと取得しているということが言えます。
さらに同じく国家資格の鍼灸院。これは医療用鍼やお灸を使って身体の不調をただす機関です。
筋肉をもんだり押したりすることはないので、もしかすると西洋医学やその他のマッサージなどの中では一番身体に優しい治療法かもしれません。
鍼も施術者の技術によるところはありますが、この人だ!という人を見つけると、一生の付き合いとなることもあるので、首こりが慢性的に起こる人はかかりつけの整形外科と一緒に、かかりつけの鍼灸院を見つけても良いかもしれません。
こんな記事も読まれています