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テレビ番組の企画などで有名になった「トマトダイエット」。

番組ではプロレスラーのジャガー横田さんや、お笑い芸人バナナマンの日村さんなどが挑戦したことでも話題になりました。

テレビ番組でのダイエット企画というのは、一般人と違って、「成功」させなければならない建て前もあるので、専属トレーナーなどがつくことも珍しくありません。

では、話題のトマトダイエットは、一般人には難しいダイエット方法なのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

このサイトでは、気になるトマトダイエットについての「いろは」はもちろんちょっと深い情報までしっかりご紹介していきます!

トマトダイエットとは、食事にトマトを取り入れること

最近話題になったダイエット法としては「骨盤矯正ダイエット」とか「プチ断食ダイエット」などがありますよね。

どちらもダイエット効果が期待できる方法として、随分人気になりました。ただ、この2つはタイトルを聞いただけではどうすればいいのかちょっとわかりにくいものでもあります。

しかし、一方の「トマトダイエット」は、タイトルだけでも、何となくその方法が透けて見えはしませんか?

そう、トマトダイエットとは、とっても簡単に言うと「食事にトマトを取り入れる」、これが基本となっているダイエット方法なのです。

え?そんなに簡単でいいの?と思われるかもしれませんが、基本としては、これで良いのです。

ただ、トマトを食事に取り入れるだけといっても、やはり朝・昼・夜のどこに取り入れるかで、表れる効果も変わってきます。

では朝から夜、どこの食事に「どのように」トマトを取り入れると良いのでしょうか?

朝トマトか夜トマトが一般的

トマトダイエットで一般的によく試されている方法としては、朝トマトや夜トマトがあります。

割合とすると、夜トマトダイエットをしている人の方が多いのが現状です。

昼にトマトを食べてダイエット…というのは、現時点では少数派。朝や夜にトマトダイエットを敢行できない人が、昼に行っているというのが昼トマトの実際のところと言えます。

では、トマトダイエットで効果が高いと言われる「夜トマト」、「朝トマト」とはどんな方法なのでしょうか?

朝にトマトを取り入れる場合

朝の食事というのは、基本的に「胃腸が空っぽ」のところへ入れる栄養なので、様々な栄養素が素早く身体に吸収されるというのがポイントになってきます。

ここにトマトを取り入れれば、トマトの持っている抗酸化成分「リコピン」がスムーズに身体に摂りこまれるということになります。

また、ここで摂るトマトは、ピンクっぽいものより、より「赤い」ものの方がおすすめ。なぜなら、赤いトマトの方がリコピンが多く含まれているからなんですね。

ただ、リコピンは1日に20mg程度摂取するのが理想と言われていますが、それを生のトマトから得ようとすると、赤い完熟トマトで中サイズなら1~2個、ミニトマトであればなんと5~10個を食べる必要が出てきます。

ですので、朝にトマトを簡単に取り入れたければ、ジュースやピューレ、またケチャップなどの加工品から摂るのが賢い摂取方法と言えます。

トマトジュースであれば、大体1缶に20mgはリコピンが含まれているので、これ1本で充分ということになるのです。

ちなみに、トマトダイエットが手軽なのは、「トマト以外のものは食べないで!」という制約がないところ。朝はトマトと他の食材をバランスよく摂ってくださいね。

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夜にトマトを取り入れる場合

夜にトマトを取り入れてダイエットをしたい場合は、その効果を上げやすくするために、次のような方法を試すと良いと思います。

  1. 最低でも3か月、理想としては半年は「夜にトマトを食べる」習慣を続ける事
  2. トマトに含まれるリコピンやビタミンAは、肌や爪を健康に導く作用もあるのですが、それらがしっかりサイクルとして表れてくるのは少なくとも3か月後。

    せっかく始めるのであれば、しっかり身体に「サイクル」ができるまで続けましょう。

  3. 夜トマトに大切なのは「夜の睡眠時間をしっかりとる」事
  4. 夜にトマトを摂取することで期待できるのは睡眠時の「成長ホルモン」分泌のアップです。

    成長ホルモンが分泌しやすい時間帯は22時~深夜2時くらまでと言われています。この時間はできるだけ睡眠をとるように心がけましょう。

  5. リコピンの量には気を付ける!1日の理想量20mgを目指す事
  6. 朝トマトの項目でもご紹介しましたが、リコピンの1日の推奨摂取量は20mgです。

    形は生でも、加工品でも構わないので、とにかくリコピンを20mgとれるように気をつけましょう。

以上1~3は、夜トマトを実行するにあたって気を付けると良い点ですが、他にも、どんなダイエット法にも共通して言える「暴飲暴食をしない」とか「偏食をしない」などはしっかり守ってくださいね。