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気軽に始めた趣味だけど、少なからず後悔する結果になっては台無しです。

手軽にできる上、それほど危険な趣味など無さそうですが、これから趣味を選ぶ際に、気を付けなければならない注意点はあるのでしょうか?

趣味の延長線上にある危機

問題になるのは趣味の「延長線上」に何があるのかです。

最初は自己流で楽しむだけ、例えば生け花、フラワーアレンジメント、書道など、手に入る資料を参考にして自分だけで満足していた場合。

ある程度できるようになると、人間必ず欲が出てきます。もっと上手になりたいと。

そこで趣味の延長線上にある習い事を始めるかもしれません。

先生に付いて習い事を始めると、道を究めるにつれて高額な出費を覚悟しなければなりません。

授業料、道具代、展覧会の出品料、偉い先生の特別授業料、交際費などあれよあれよという間に経費はうなぎ登り。

そこでひと言「やめとけばよかった。」

インターネットにご注意

パソコンやモバイル機器を使って誰でも参加できる趣味、無料のゲームやブログ、フェイスブック、その他ネット上にはあらゆる趣味のネタが転がっています。

個人で楽しむ場合に限定していれば、これほど簡単に始められる趣味は他に無いでしょう。

でも注意していただきたいのは、ネットの中毒症状、ネット依存症です。

どのコミュニケーション・ツールでも、慣れてくると交流する相手が増えてきます。

ブログでもそうですが、より多くの交流相手とのつながりを求めているうちに、一日の大半をパソコンの前で過ごす、一種の中毒症状に陥ってしまう危険性があります。

ツイッターや2chなどのように、四六時中やりとりを続けるツールの場合は更に危険性が高まります。

ネットで誰かとつながっていないと不安になるといった症状は、ネット依存症もしくは予備軍と考えられます。

また、ネットの世界は巨大な商業媒体とつながっており、簡単に広告からショッピング・サイト引き込まれたり、無料ゲームや無料のサイトから、知らないうちに有料ゲームやサイトに導かれる危険性もあります。

高額の請求書を見てひと言「やめとけばよかった。」

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楽しめる範囲内が趣味

図書館に通って好きな本を探す、知的で手軽でお金のかからない趣味の代表です。

そこから自己探求に目覚めて、学ぶ喜びをかみしめていたら、知識を活かして資格を取りたくなった。

資格にも色々あって、手に職を付けたいと欲を出したら、ある程度の出費は覚悟が必要です。

あわよくばその資格で仕事につなげたい、ここまで来ると完全に趣味を逸脱しています。

本来の目的から離れても、本気で資格者を目指す事自体は素晴らしい事です。

しかし突破困難な資格に挑戦を繰り返し、今度こそと高額な試験料を注ぎ込み、もう戻れない司法書士受験者状態、そこでひと言「やめとけばよかった。」

趣味とはあくまでも楽しみと同義語だと考えるなら、その先に踏み込まない自制心が必要なのでしょう。

楽しいと感じる間でやめておく、それがお金のかからない趣味を選ぶ最大のポイントではないでしょうか。