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人間誰でも自分自身はかわいいものです。自分の体から出る臭いだって、クサいなんて思いません。かえって安心するし、普段はほとんど気にもしません。
しかし、ある日家族からこう言われたらどうでしょうか?「もしかして加齢臭じゃない?」
思いもよらなかった自身の加齢臭疑惑、自分の年齢をしみじみと実感してしまう瞬間、でも自分で分かるものなのか。
加齢臭を直接チェックするには
加齢臭のチェックには直接的な方法と、原因から適合条件を探して推測する方法との2つがあります。
臭いが出やすい部位は、頭部、首の後ろ側、耳の後ろ、わきの下、背中、胸などです。自分の背中の臭いをかぐのは、人体の構造上から不可能、かといって他人にお願いすることもまず不可能です。
やや間接的ではありますが、枕や衣類などその部位に接している物から判断してみましょう。枕カバー、シャツの襟に鼻を近づけてみて下さい。街中ですれ違いざま強烈な香りを送ってくるオジさんの、あの臭いがしませんか?
加齢臭のセルフ・チェック
加齢臭の原因は、皮脂に含まれるある種の物質です。またストレスも加齢臭の原因になります。他にも生活の乱れから生じる不快な体臭は色々あります。
こうした原因になりうる条件をチェックして、間接的に加齢臭の強さを判断できるのが、加齢臭セルフ・チェックです。インターネットのサイトでもいくつか公開されているので、気になる方にはおすすめです。
例として主なチェック項目を紹介しますから、思い当たる物がないかどうか確認してみましょう。
- 肉料理や油を使った料理を好み、野菜や果物をあまり食べない。
- 普段から飲酒の量が多い。
- いつも思いっきり腹いっぱい食べてしまう。
- 喫煙の習慣がある。
- 過労で睡眠不足が続いている。
- お風呂は嫌いだし、シャワーすら浴びない日がある。
- 夜歯を磨かずに、食べたままで寝てしまう事がある。
- 胃がもたれていたり、痛んだりする時が多い。
- 運動不足だと思う。
- 職場や家庭でストレスを感じている。
これらをしのぐ条件として、「自分は太っていると思う。」という項目を付け足したいところですが、客観的に判断するのを頑なに拒否する方もいると思い伏せておきました。
でも冷たい言い方かもしれませんが、メタボリックな体形の方は、その体形の原因を考えれば上記の条件がいくつも当てはまるはずです。
簡単に言うと、加齢臭を発し易いタイプは、生活が不規則で、身だしなみに気を遣わず、食生活の乱れから身体的な不調を感じている人とまとめられるかもしれません。
今まで何も気にしていなかったあなた、他人に言われる前に、こっそりセルフ・チェックしておいた方がいいんじゃないですか?
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