この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
グルコサミンを「変形性膝関節症」という病気に利用するというのは、ヨーロッパを中心に早くから始められていたそうです。
そこでは、医学的見地から、グルコサミンを投与したことで変形性膝関節症が改善した、もしくは悪化を免れたという結果が得られたということで有名です。
これにより、世間的に「グルコサミン」が注目を集め始めたのですが…。
医学的にではなく、市販のグルコサミンでも、膝の痛みはよくなるのでしょうか?今回はこの部分を掘り下げたいと思います。
海外の研究結果と口コミ
実は「変形性膝関節症」に対しては、グルコサミンを継続摂取をすることで約1年の間に50%以上の人の関節が「完全に」再生したという臨床結果もあるのです。
しかしなぜかこれ、日本においては効果ありの人が30%に落ちてしまうのですね。
一方の海外では、80%の人に効果があったという臨床結果すらあるのに、です。
なぜ海外の人に見えた効果と、日本人に見えた効果でこんなに開きがあるのかというと…。
実は海外の臨床実験で使用されたグルコサミンと、日本で利用されているグルコサミンとではその種類が違ったからなんですね。
というのも、海外では「硫酸塩グルコサミン」が主流で、日本では「塩酸塩グルコサミン」が主流になっているのですね。
この違いはグルコサミンの製造方法の違いによって起きるということで、アメリカでは両方の種類のグルコサミンが販売されているようですが、日本ではほとんどが塩酸塩グルコサミンなのですね。
もちろん硫酸塩グルコサミンも国内で販売されているのですが。
こうした情報を聞きつけて、今では国内でも硫酸塩グルコサミンを飲む人が少なからずいます。
ここからはそうした硫酸塩グルコサミンを使用している人の口コミを見てみたいと思います。
硫酸塩グルコサミンの口コミ
年齢を重ねるごとに痛みが強くなってきていた身体中の関節。
この痛みに耐えかねて、まずは通常に市販されているグルコサミンとコンドロイチンを飲み始めた人は、これらを飲み続けることで症状の悪化は止めることができたそうです。
しかし、やはり他の多くの人が言うように、痛みを軽減させることはできないままでいたということで、色々と情報を集め、「硫酸塩グルコサミン」の存在を知ったのですね。
そしてついに硫酸塩グルコサミンを飲み始めると、もう軽減することはないと諦めかけていた関節の痛みが少しずつですが、改善していったそうです。
こうした口コミは彼女だけでなく、硫酸塩グルコサミンを飲む人に多くみられる口コミなんですね。
決して塩酸塩グルコサミンに効果がないわけではありませんが、今まで塩酸塩グルコサミンを飲んで、症状が現状維持に留まっている人は、硫酸塩グルコサミンを試しても良いかもしれません。
こんな記事も読まれています