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日本だけの風習なのでしょうか。社会人になって初めてのお給料、そう初任給で両親に感謝の気持ちを表したい!ということで、贈り物をする若者はたくさんいますよね。

学生の時は、稼いでもバイトでのお給料で、そこまで気合の入ったものをプレゼントできなかったけれど、実際社会人として働いてみて、社会で労働をする大変さが身に染み「これはやっぱり両親に感謝の意を伝えたいぞ!」と奮起するのですね。

子どもを社会に出るまで育てた親にとっては、これほど嬉しい感謝の表し方はないでしょう。

しかし、親は心配もしています。「初めてのお給料なんだから、計画的に使って欲しいな」と。

そこで、初任給でプレゼントするもので、お母さんが素直に喜べるもの、また学校を卒業するに当たり母にプレゼントするもので喜んでもらえるものをご紹介します。

初任給でのプレゼント、最近の傾向

とある調査では、約6割にのぼる新入社員が両親や母親に初任給でのプレゼントをしているという結果もあります。そのプレゼントのなかで、最近急激に増えているのは「旅行」と「食事」また「体験型」のプレゼントです。

近場の国内旅行

初任給でプレゼントできる旅行の中で人気なのは「国内・近場・温泉」です。

入社したての子どもにとって、連泊が必要な海外や、慣れない仕事に疲れを残すような遠出の旅行はなかなかできません。

そんな事情を鑑みて、近場の温泉が最も人気なのだとか。



しかし近場でも出される食事には気を配ったり、旅行代はもちろんマルッと子どもが負担するなど、気持ちはしっかり込められています。旅行に誘われたことで、母親も子どもに対して「こんなに立派になったんだなぁ」としみじみするようです。

家族でのちょっと高級な食事

これは母親だけでなく、家族全員を招待しての食事会が多いようです。

場所もちょっとしたイタリア料理店だとか、

など、家族5人で5~6万というのが相場のようですね。

食事会の招待は、母親は嬉しいだけでなく、その日の食事も作らなくてよくなるわけですからね、物理的にも助かるプレゼントです。

また笑い話としてよくあるのが、自分がプレゼントした食事会の後、2次会だ!と父親が連れて行ってくれたお店(バーや小料理屋)がグレードが高くてやっぱりまだまだ勝てないと思った、なんてことも。そうした応酬があるのも食事会ならではで面白いですね。

有名スイーツ店のスイーツたくさん

親と同居している場合には、初任給をもらったその日に、有名スイーツ店のスイーツをたくさん買って、家族と団欒した、というのも多いようです。





確かにこれだと初任給からの即時性はばっちりですよね。それにまだまだヒヨっこ新入社員の可愛さも出ているように思いますね。

これで終わりかと思いきや、その後に母と父にそれぞれ追加のプレゼントをするのもサプライズで良いかもしれません。

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親と同居ではない場合のプレゼント

社会人になって、家を出たという人も多いかもしれませんが、そうした人は初任給が出たからと言って、すぐに実家に帰れるとは限りませんよね。

そうした人に人気のプレゼントは「旅行のチケット」や「体験型プレゼントのチケット」が主流のようです。

もちろん母親にはスカーフやブラウス、財布などの「物」というプレゼントも人気なのですが、社会人として!と少し背伸びしたい気持ちもあって、初任給のプレゼントとしては旅行チケットがダントツなんだとか。



また、同居ではない場合だからこそしっかりとしておきたいのは、心を込めた手紙を添えること。

社会に出てみて感じたことや、これまでの育ててもらったことへの感謝など、一人で暮らしたからわかることをしっかりと、気持ちをこめて、何より直筆で、手紙にしたためましょう。親としてはそれだけで充分なくらいなのですから。

学生卒業にあたってのプレゼント

初任給で何かをプレゼントする予定があるのであれば、学生を卒業する際には、本当に心を込めた手紙などで、本来は充分な気がします。

収入もバイトくらいでしか得ていないわけですし、これから社会人になるにはそれこそ1から10まで物入りになってくるのですから。

それでも、これまでの感謝の気持ちを込めて何か贈りたいということであれば、母親には、自分とおそろいになる何かをプレゼントすると喜ばれます。

学生を卒業して社会人になっていくのは、母親として本当に嬉しいことですが、子どもの巣立ちを少し寂しくも思うもの

そんな母に、色違いでおそろいのマグカップや娘であればおそろいのハンカチなどをプレゼントすると、じんわり喜ばれますよ。