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最近、シャンプーでは「ノンシリコン」を謳い文句に売りだされているものが大変多いですよね。

松潤の出演しているテレビCM、あるいはドラッグストアに置かれている種類の多さ…いかにノンシリコンシャンプーが今話題になっているのかがわかりますね。

そんな流行を受け、「ノンシリコンシャンプーを使おう!」とネットでノンシリコンシャンプーついて調べてみると「ノンシリコンシャンプーで加齢臭が強くなった」なんていうサイトが数多く見受けられるかと思います。

こちらでは、ノンシリコンシャンプーと加齢臭の関係について着目し、簡単にご紹介したいと思いますので、是非参考になさってくださいね。

加齢臭って男性だけのものじゃないの?

「加齢臭」と聞くと中年男性を連想してしまいがちですが、男性だけでなく女性も加齢臭がします。

そもそも、加齢臭とは何が原因でニオイとなっているのかご存知でしょうか?

加齢臭とは、必要以上に分泌された皮脂が毛穴にたまり、たまった皮脂が酸化することで生じるニオイになります。

ですから、加齢臭の原因は「酸化」と考えて間違いないです。

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ノンシリコンシャンプーが加齢臭の原因なの?

また、ノンシリコンシャンプーはシリコンが含まれていないシャンプーです。髪をコーティングし手触りを良くするシリコンが含まれていないのですから、仕上がりは普通のシャンプーに比べて悪くキシキシします。

ですから、ノンシリコンシャンプーで髪の毛がサラサラである場合には、シリコン以外のコーティング剤が使われいるということになります。

そのコーティング剤としてよく用いられているのが油なんですね。その油が酸化することで加齢臭のようなニオイになるということです。

ノンシリコンシャンプーに含まれている油成分が、酸化しにくいものであれば特に問題はありませんが、酸化しやすい油が使われているものであれば加齢臭の原因になりうる、という思わぬニオイに関する落とし穴が存在するんですね。

ノンシリコンシャンプーでは洗い方も大切!?

加齢臭の原因は「頭皮の毛穴にたまった皮脂の酸化」だと言いました。なので、頭皮が十分に洗えておらず毛穴に皮脂がたまった状態なら、加齢臭の原因となります。

ノンシリコンシャンプーは通常のシャンプーに比べ泡立ちにくいので、いつも通りに洗うと十分に汚れが落ちないことが多くあります。

ノンシリコンシャンプーで洗う際にはしっかりと頭皮に指を立てて、毛穴の汚れを取り除くのを意識して洗うようにして下さい。

また、泡立ちが悪いからと何回も洗ったりシャンプーの量を多くすると、今度は頭皮が乾燥状態になります。

そうなると、乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。その結果、加齢臭が気になり始める…なんてことがありますので皮脂の取り過ぎにも気をつけて下さい。

このように、思わぬ落とし穴のあるノンシリコンシャンプーですから、もともと加齢臭が気になるという方はノンシリコンシャンプーは避けるというのも手です。

最もベストなのはノンシリコンシャンプーで、洗浄力もある程度しっかりとあって、頭皮や髪に優しいというのが一番です。

もしくは髪や頭皮に必要最低限の適切な量のシリコンだけが配合されていて、洗浄力もある程度しっかりあって、頭皮や髪に優しいというものです。

ノンシリコンが流行っている今の時代でも、「最低限ある程度のシリコンは、髪の艶や手触りを良くするために必要!」というポリシーをもって作られているシャンプーもあります。

このようなシャンプーは使われているシリコンも質がいいため、下手なノンシリコンシャンプーよりもずっとずっと髪や地肌には優しいのです。

流石にそういったシャンプーはこだわりが多く詰まっていたりサロン専売品である場合が多いため、その分値段は上がってしまいますが、かなり高い品質水準を保っているため、本当に髪や頭皮のことを考えるのであれば最低限必要な出費だと思わざるを得ないのかもしれません。