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ニキビにしても乾燥の肌荒れにしても、他にも擦り傷の治りかけでも、肌に変化があった時にそこに伴ってしまうのは「痒み」です。

「痒いなら掻けばいい!」そう思っていませんか?これは肌を守るために「してはならない行動」の大きなものです。

蚊に刺された時でも、痒くて掻きたくなりますが、それをしてしまうと掻き壊して肌を荒れさせてしましますよね?

では肌荒れで肌が痒い時は、一体どうすれば良いのでしょうか?

乾燥肌は痒くなる!対処法は?

アトピーや手荒れ持ちなどの人はよくご存知かと思いますが、肌が乾燥してくると痒みが出てきますよね。

肌の痒みはついポリポリと手が伸びて掻いてしまうものですが、これは肌を健康に保つためには絶対にやってはいけないことです。

痒みに任せて肌を掻いてしまうと、表皮が荒れ、少しの刺激にも過敏になってしまい、もっと痒みが増す…という悪循環に陥ってしまうということが研究でもわかってきています。

特にアトピーや手荒れのような慢性の肌荒れにあってくると、「痒みを感じる神経」というのが表皮の近くまで伸びてきてしまい、痒みをさらに強く感じるようになるのです。

つまり痒みは痒みを呼んで、その痒みも掻くことでもっと強い痒みになる…というわけです。

ですから、肌が痒い時は、とにかく肌を掻くのをグッとこらえて、保湿剤を塗るとか、抗ヒスタミン薬のような「かゆみ止め」の薬を用いて、できるだけ刺激しないことが肝要です。

しかし、同じ痒みでも、抗ヒスタミン薬の効かないタイプもあるのです。

それはアトピー性皮膚炎に代表される免疫異常や、内臓疾患が原因となっている中枢性の痒みです。

このような痒みに対しては、放置をすると繰り返し悪化をすることもあるので、主治医の指導の下、正しい対処法と痒み解消法を覚えておくことが大切です。

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乾燥肌を招かない入浴法を実践!

肌が乾燥してしまうポイントでは、入浴時と言うのが多いのですがご存知でしょうか?

しかし入浴と言うのは、正しい入浴法を用いればたっぷりとした「保湿」になる時間です。

ですので、せっかくの保湿のタイミングを逃さないように、正しい入浴を心がけましょう!

入浴時の注意!

  1. お湯の温度は40度以下が望ましいです。
  2. 身体を洗うためのタオルやスポンジは肌に優しいものが基本。本当は良く泡立てた「泡」で洗うのがベスト。
  3. 身体を洗うせっけん・ボディシャンプー類は刺激の少ないものを選ぶ。肌が荒れている時は敢えてせっけんなどは使わないことが◎。
  4. 入浴後の水分拭き取りは、よく乾いたタオルで肌に軽く押し当てるように拭き取る。ゴシゴシは厳禁!
  5. 肌がうっすら濡れている状態でしっかりと保湿ケアをすること。これは肌を乾燥させないために本当に重要です。