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一般的に「肌荒れ」というと、大人の悩み、特に女性の悩みに思われがちですが、実は結構深刻な肌荒れに悩むのは、大人だけではないのです。
CMなどではつるつるスベスベの肌を披露している赤ちゃんですが、肌荒れのしやすさから言うと、大人にも引けを取らないのが、この赤ちゃんたちなのです。
赤ちゃんの肌はとにかく薄く繊細
生後1年くらいまでの赤ちゃんの肌は、とにかく繊細で薄いが特徴です。
しかもそれが生後半年くらいまでの子であれば尚更…。
ひとたび「肌荒れ」でインターネット検索をすると、結構上位に「赤ちゃんの肌荒れ」の悩みがヒットします。
ではこの悩み多き赤ちゃんの肌荒れで、悩みになりやすいのはどんなことでしょうか?
○乳児湿疹あれこれ…乳児湿疹、これは赤ちゃんにできる肌荒れを総称したものですが、ひとえに乳児湿疹といっても、種類は様々です。
カサカサするもの、赤っぽくなってしまうもの、ジュクジュクしたもの、これらがすべて乳児湿疹と言われるのです。
しかし、なかでもカテゴライズされているものもあって、乳児湿疹のうち、低月齢で「皮脂の分泌過剰」によって起こってしまうものは「脂漏性湿疹」と言われます。
この乳児の脂漏性湿疹は、顔にでてくるものが多いのですが、とにかく清潔にすることを心がけていれば、特に薬に頼らなくても治ることが多いです。
しかし、その際に「清潔にしなきゃ!」と意気込み過ぎて「ガーゼでゴシゴシ」なんてやってしまうと、繊細な赤ちゃんの肌はますます傷んでしまうので、要注意です!
赤ちゃんの肌の上手な洗い方
- せっけんの「泡」でとにかくやさしく洗う
- 汗はこまめに拭き取ることが肝心
- 赤ちゃんだって「保湿」が大事!
- 爪はしっかり切りましょう!
赤ちゃんの肌というのは、その新陳代謝の活発さや、お腹から「外の世界」へ来たことによって「肌を守ろう」とする皮脂分泌過剰によって、結構皮脂が多いのが特徴です。
そうした過剰な皮脂を優しく洗い流すには、せっけんの「泡」が重要。
泡立てネットや海綿を使って、しっかりせっけんを泡立て、泡で包み込むように洗ってあげましょう。
夏生まれの子でなくても、赤ちゃんはよく汗をかくものです。
汗をかいた肌をそのままにしておくと、そこから汗もができたり、乾燥してきたり、またその乾燥した肌を守ろうと皮脂過剰になってジュクジュクしてきちゃったりします。
ですので、赤ちゃんの汗は優しく押さえるように拭き取りましょう。
ここでも決してゴシゴシはやめましょうね。
皮脂分泌過剰になりやすい赤ちゃんの肌。
これは保湿力が不足しているために、ちょっとでも乾燥すると、ついたくさん皮脂を分泌してしまうから。
ですので、そもそもしっかり保湿をしてあげれば皮脂も過剰には分泌されません。
赤ちゃんの肌を清潔にした後は、ベビーローションなどでも保湿を忘れずに!
乳児は意外に爪が伸びるのがとっても早いです。
そして乳児のつめは薄くて、すぐに肌を傷つけてしまう鋭さをもっています。
ですので、赤ちゃんが自分の肌を自分で傷つけてしまわないように、爪はしっかり切っておきましょうね。
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