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ゴルフと言えば何となく、晴天だったりグリーンの映える爽やかな季節にするスポーツと言うイメージもありますが、実はそんなことはありません。

ゴルフは季節を問わず行えるスポーツですし、なんと少しくらいなら雨天でも敢行してしまう結構ハードなスポーツでもあるのです。

でも、初心者でコースを回っていて雨に降られたら…?どうしても行かなきゃいけないゴルフの約束日なのに雨だったら…?そんな「雨天時ゴルフ」で少しでも快適なプレーができるような情報を今回はご紹介します。

雨の日ゴルフの楽しみ方

日本は湿度の高い国ですが、なぜそうなるのかと言えば、比較的雨の多い国だからです。

年間の平均をざっくりだすと、大体日本は年間100日前後、雨が降る国と言えます。

ということは、ゴルフを続けていればいつかは必ず雨の日にプレーすることも出てくるということ。

せっかくの練習の成果を雨によって奪われたり、楽しみにしていた休日のプレーを台無しにしないために、雨のゴルフではどんな準備や心構えをしておくと良いのでしょうか。

雨によるプレーへの影響を最小限にしたい!

雨が降っているということは当然、雨に濡れながらゴルフをプレーしなければならないということ。

野球などのスポーツは雨が降ってもレインウェアを着たりしてプレーはできませんが、ゴルフはレインウェアを装着してプレーすることのできるスポーツです。

出来ればレインウェア以外にも、(使い勝手の良い)傘、防水性の高いシューズ、雨用のグローブを用意していると雨の中でも比較的快適にプレーできるはずです。

また、雨の日に複数持っていた方が良いのは何と言っても「タオル」。

自分が「これでいいかな」と思う枚数に一枚さらにプラスしておくと良いでしょう。

ゴルフ場と言うのはもとは山と言うところが多いので、雨の予報が出ていなくても、曇りの予報であるなら、キャディバッグにはレインウェアを入れておく心づもりはしておきましょう。

ちなみに、レインウェアに関しては、ティー・ペッグやグリーン・フォークなどの小道具を出し入れしやすいものが重宝だと思いますよ。

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雨がショットに影響するのを考慮しておこう!

雨は言わずもがな、上から下へと落ちているものなので、飛ばしたボールも通常時より距離が出なくなります。

ですので、ドライバーショットなどでは、キャリーで飛ばすようにすると雨の日には有利になります。

このためには、打ちだし角度が高くなるように、ティーアップの仕方、また打ち方を考えておくと良いですよ。

さらに、雨で気温も下がってくると、ボールの飛距離はさらに落ちてしまいます。

これはボールが低温に弱いため。

気温が低くなりそうな日には、使い捨てのカイロとボールを一緒にポケットに入れておくなどして、ボールの温度が必要以上に下がらない工夫をすると良いでしょう。

また、雨の日にバンカーに落ちてしまった場合、バンカーは雨の影響で硬くなっていることが考えられます。

こうした場合は、ソールが小さめのピッチング・ウェッジなどでプレーすると悪条件に影響され過ぎることを防げるはずです。

ちなみに…雨の日にはルール上、カジュアル・ウォーターのルールを活用できる場合があります。

これは、スタンスを取った際に、地面から水が染みだしてくるような場合に適用される救済措置ですが、雨の日のこうした特別ルールについてもあらかじめ勉強しておくと、プレーを有利に運べるはずですよ。