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今年のお中元は何にしようと迷ったら、ズラリと並んだネット通販の人気ランキングを覗いてみましょう。何事もスピードアップする現代日本、お中元特集は何と5月末から始まっています。余りにも気が早い!
昔は直接お届けするのが正式な作法だったお中元も、忙しい社会の流れから今では宅配が主流になっています。そこに続々参入した三越・伊勢丹・高島屋・そごうなどの老舗デパートと、楽天・イオンなどの新興勢力、どこでもネット通販ショップを充実させて、魅力的なお中元商品を並べています。
各社毎年のお中元人気ランキングを見てみると、上位を占めるのはある程度保存が効く食品や飲み物です。
お中元選びの参考になるように、人気商品の大まかな傾向を分かり易く分析してみましょう。
贈り物の王道ハム
昔から贈り物に重宝するハム、日本人の頭の中には「ハム=高級品」といった図式が刷り込まれているらしく、もらった側でも開けた途端に声が上がります。
贈り物の魅力とは、自分たちではまず普段買わないレベルの物がいただける事、それに尽きます。ハムはもらってからしばらく保存できるので、好きな時に出して食べられる利便性も兼ね備えています。
夏といえばビール!
お酒を楽しむ家庭に贈るなら、この時期はビールが一番喜ばれるでしょう。中でも最近の傾向としては、高級志向のビールに人気が集まっているようです。
他にも数種類の高級ビールや地ビールを、飲み比べできるセット商品も人気が上昇しています。
ビール以外のお酒を贈る場合でも、小瓶タイプの飲み比べセットがおすすめです。
ビールやお酒は銘柄嗜好が強い商品なので、その点注意が必要です。
人気上昇中のブランド商品
これも昔から根強い人気の麺類や甘い物ですが、最近はブランド志向が高まっているようです。一般のギフトコーナーで売られている商品よりも、「老舗の麺類セット」や「名店のスイーツ」のように、他とは差別化された贈り物が喜ばれるのでしょう。
「お菓子」や「甘い物」と言わずに、「スイーツ」と呼ぶところがポイントです。
ブランドの延長線になると、選択肢は無限に増えます。いわゆる「お取り寄せセット」ですが、ここには様々な商品が顔を揃えています。
あえて保存性は度外視して、鮮度や目新しさを前面に押し出した商品も多く、産地直送の魚介類、フルーツ、ジェラート、果てはうなぎのかば焼きまで登場しています。
宅配技術の向上が原因でしょうが、贈る側と贈られる側が上手にタイミングを合わせれば、何よりも楽しめる贈り物になるかもしれません。
もっと色々紹介したいのですが、何しろ商品のラインナップが膨大で扱いきれません。
最後にもう一度まとめておくと、お中元はもらった相手が喜ぶ物を贈りましょう。それには夏の暑さと忙しい日常を忘れて、一時でもいいから非日常に遊べる商品がベストです。
ただし、いいものはやっぱり値段もいいもの、その点を忘れずに買い物を楽しんでください。
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