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今では結婚式の引き出物でもおなじみになったカタログギフト、お中元もカタログギフトで済まそうか、色々自由に選べるし・・・。

ところがお中元コーナーでは、どこでもギフトがそのまま売られています。三越・伊勢丹・高島屋などの名だたる名店でも、いわゆるカタログギフトは人気商品の上位には入っていません。
お中元とは形としての贈り物が手元に届いてこそ、意味のある物だと考えるべきなのでしょう。

結婚を機に新居を構えたお二人など、これから新たにお付き合いを始めるあなたにとって、お中元の贈り方はまず第一に頭を悩ます問題でしょうか。
それならここで、初心者必見のお中元講座をご案内しましょう。

一番初めは自分たちでお届け

分かり易く話を進めるために、新婚さん2人と仮定して説明します。ここで贈る相手となるのは、両家の両親と(結婚式で挨拶をお願いした)上司くらいでしょう。

可能であれば、直接相手のお宅を訪ねてお届けしてみましょう。自分たちの手から相手に渡すとその分心も伝わります。地方の慣習で近い親戚にも届けるようであれば、初回だけは結婚式のお礼を兼ねて顔を出しておきましょう。

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お酒好きの家庭にはビールで決まり

お酒を楽しむ家庭であれば、ビールをいただいて困ったりする事は可能性としてもゼロです。しかも普段は気軽に飲めない高級タイプ、これはどんな贈り物よりも喜ばれます。
ただし、ビールは銘柄で嗜好が分かれる飲み物ですから、相手の好きな銘柄をそれとなく探っておく必要はあるかもしれません。

<お取り寄せギフトで意外性を演出>
夏のこの時期はレジャーを楽しむ家庭も多いでしょう。そんな時に全国の銘品が手元に届いたら、家族みんなで喜んでもらえるでしょう。銘柄牛の焼肉セットや、名店のスイーツなど、家族の行事でちょっとした旅行気分を味わえる嬉しいギフトです。

旬を味わうフルーツ・ギフト

夏の旬といえば果物、特に桃が一番美味しい季節です。果物は子供からお年寄りまで、もらって喜ばない人はまずいません。全国の特産地の農園から直送されるフルーツは、鮮度と美味しさがぜんぜん違います。
相手の家庭の人数に合わせて、多過ぎない量を考えて送りましょう

どうしても迷ったら日用品

お中元のシーズンは、日常生活が最も活発な時期ですから、贈り物としては何とも芸が無い物でも意外に喜ばれます。洗剤や石けん、食用油などぐんぐん無くなっていく日用品は、どこの家庭でも大助かりです。

つまり贈り物は、自分たちが贈りたい物ではなく、相手が何をもらったら喜ぶかを考えて贈る物なのです。
さあ、これで今年のお中元は大丈夫、次はもうワンランク難易度が高いお歳暮が待っています。