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健康的な食生活を送っていた人のリズムがガラッと変わってしまうタイミング。

それは「一人暮らし」をした時です。

実家では何かと栄養状態の良かった人も、自炊となると簡単なものしか作らなかったり、外食に頼るばかりして、食生活は乱れがちに…。

一人暮らしの人が健康的な食事を送るには、一体どのような点に気を付けると良いのでしょうか?

一人暮らしでも出来る!続けられる!健康的な食事とは?

若い人であれば、一人暮らしで少々不摂生をしたからと言って、すぐに体調に跳ね返ってくることはないかもしれませんが、実は若い頃の食生活の乱れは、年を経ると一気に表面化して身体トラブルとなってしまいます。

便秘や貧血、肌荒れと言ったちょっと身近なトラブルから、高血圧や心臓疾患など、根の深いトラブルを引き起こすこともある食生活の乱れ。

一人暮らしだからこそ、自分の身体のことだけを考えれば良い時期だからこそ、正しい食生活を身につけておく必要があるのです。

バランスの良い、健康的な食生活を送るために気を付けたいポイントは以下の通りです。

食事は「主食」「主菜」「副菜」を考えて摂取するようにする!

主食はご飯や麺など、主に炭水化物の部分ですね。主菜はメインディッシュと考えれば良いでしょう。わかりやすいところではハンバーグと付け合せが乗っているお皿などは主菜ですよね。

副菜はひじきの小鉢とか冷奴とか、想像しやすいのは先ほど述べた「小鉢」です。

一人暮らしの食事では「カルシウム」は意識的に摂ること!

一人暮らしだと、よほど牛乳好きでもない限り、牛乳を1リットルで買うことなんて少なかったりしますよね。

家族と住んでいると、冷蔵庫には必ず牛乳があって、何かしら使用することもあるのですが…。

というわけで、一人暮らしの食生活でとっても少なくなってしまうのが「カルシウム」なのです。

一人暮らしの人は、牛乳からでなくてももちろん良いので、手軽に摂れるカルシウムの多い食材を欠かさないようにしましょう。

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「冷凍保存」をうまく活用しよう!特に野菜!

現代の冷蔵庫は、個人のものでもかなり冷凍技術が向上しているので、この技術を活用しない手はありません!

特に、一人暮らしの人は野菜が不足しがちになるので、野菜を下処理してから冷凍するとかなり便利に使えます!

お休みの日に、たくさん買ってきた野菜をまとめて下処理し、冷凍にしておくと、平日に時間がなくてつい袋めんで食事を済ませようとなった時にもパッと使えます。

今までなら、ラーメンに何も乗せられなかったのに、冷凍野菜があれば、即席ラーメンを作る時、仕上げに一緒にお鍋に入れれば、少しでもバランスのとれた野菜麺にすることができます。

使える野菜としては、アスパラガスやホウレンソウ、小松菜などは、一度さっと茹でてから、一口大にして切っておけば、使いたいときにすぐに使えます。

山芋なども、すりおろしてから冷凍をしておけば、ご飯にかけて食べたい!と言う時や○○のやまかけ、なんかを作りたい時にすぐに使えて便利です。

他にも、マーケットで売られている一人暮らし用の(そうでなくても)カット野菜を買ってきて、そのまま冷凍すれば、使いたいときに使える野菜に大変身です。

以上のように、食事のバランスを考え、カルシウムを意識的に摂取するようにし、冷凍保存を活かして野菜を頻繁に摂るようにすれば、たとえ一人暮らしでもそこまで食生活が乱れるといったことはなくなるはずですよ。

一人暮らしの人は、ぜひ次の食事から、バランスとカルシウムに気を付けて食事を摂ってみてくださいね。