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毎日の食事から始まる健康生活、病気になりにくい身体を作り上げるのは、日々の正しい食習慣にかかっています。基本は身体にいい食材を使って、ちょっとした工夫で美味しいメニューに仕上げる事。

いくら健康的でも、美味しくないと続けられません。テーマは「美味しく食べて健康になろう」、では簡単でヘルシーな料理の基本をご紹介しましょう。

簡単シンプル健康メニュー

ほぼ無限にある食材の中から、毎日違った物を選んでいては、すぐに疲れ果ててしまうでしょう。

そこで、ベースになる食材をいくつか決めて、組み合わせを変える事でバリエーションを増やします。

大まかに分けて考えると、基本食材としては「野菜」「良質な肉」「魚」「加工食品」、そして調理や味付けに必要な「油」「だし」「調味料」などでしょう。

野菜中心の食事は健康への近道、ただし野菜なら何でも食べればいいというものでもないのです。
理想的なのは近くに農産物直売所があれば、そこで新鮮な野菜を手に入れる事です。
でも近所にスーパーしかないのであれば、なるべく栄養価の高い野菜を選んで下さい。それには旬の野菜を知る事が必要です。

現在市場で流通している野菜は、昔の野菜と比較して栄養価が大幅に不足しています。特に旬を外れて作られている野菜、例えば冬場のレタスやきゅうりなどは、残念ながら食べてもほとんど栄養は摂れません。

旬の野菜の見分けるには、その時期店頭に大量に並べられていて、価格が安い物を探して下さい。旬の野菜は放っておいてもたくさん採れるから安いのです。夏場のきゅうりやナス、冬場の白菜などがその一例です。

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ステップ式健康メニュー

旬の野菜を手に入れたら、まずは一番簡単な調理方法を試してみましょう。包丁で切ってお皿に盛り付ければ出来上がり、野菜サラダです。最近はおしゃれにバーニャカウダとも呼びます。

この野菜の刺身を中心に、塩、醤油、オリーブオイルなどを小皿に散らせば、それだけでいくつかの味が楽しめます。これをおしゃれにディップと呼べば、まさにバーニャカウダ。

野菜だけでは味気ない、だったらお肉もメニューに入れましょう。肉類からの脂肪分の摂り過ぎは成人病の要因でもあるので、普段は低脂肪の鶏ムネ肉やささみを使います
時々は豚肉や鳥もも肉も食べましょう、脂肪分だって身体に必要な栄養素を含んでいますから。

肉類メニューは焼くのが一番合理的です。一緒に野菜もそのまま焼いて、味付けしないままお皿に盛り付けます。ここにまた調味料で工夫すれば、調味料の種類だけ違った味が楽しめます。特にお肉には天然塩がおすすめです。

焼いたら次は茹でてみる、それから更に味付けして煮てみる。パスタや麺類をストレートで添えてみるのもおすすめです。味付けせずに自分で調味料を付ける食べ方なら、塩分や油分の摂り過ぎを防げます。

簡単シンプルなメニューから始めて、少しずつレシピを増やして行けば、家族の誰もが飽きる事なく健康メニューを楽しめます。
献立のネタに詰まったら、原点に回帰してまたシンプル・メニューから楽しみましょう。

手の込んだ料理が美味しくて健康的とは限りません、食材そのものの味を楽しむメニューも一度チャレンジしてみて下さい。